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2019年2019/10/17

ビジネスにおける優先順位

番号


池本克之です。


私たち人間は、
重要なものより、
緊急性のあるものを
優先してしまいがちだ。


それは、仕事でも
プライベートでも同じ。


例えば運動でも、
したほうがいいのはわかっていても
しない人の方が多い。


頭では「したほうがいいよな」
「大事だよな」と思っていても、
色々な言い訳を考え、
やらないのが人間だ。


しかし、長期的に見れば、
なんであっても

緊急度が高いものより、
重要度が高いものを優先したほうが
後々いい結果を生みやすい。


・・・・・・・・・・・・


あなたもご存知の
「7つの習慣」。


その中の第3の習慣には
「重要事項を優先させる」
というのがある。


私もこれには賛成で、
仕事は「緊急度」より
「重要度」を優先させるべきだと
考えている。


これは、
自分の仕事だけではなく、
部下に任せる仕事も同じだ。


例えば、
納期が3日後に迫っている仕事。

納期はまだ先だが、重要な仕事。


この2つがあるとする。


もちろん、納期が迫っている仕事も
しなければならない。


だが、上司は
部下に目の前の「緊急度」の高い
仕事ばかりさせるのではなく、

緊急度は低くても、
「重要度」の高い仕事をさせるように
しなければならない。


なぜなら、
それが部下のステップアップのために
必要なことだからだ。



短期的に見ると、
納期が迫っている資料を
部下に作成させたほうが
目先の利益に繋がるだろう。


しかし、長期的に見るなら、
部下を成長させたほうが
ゆくゆくは企業に大きな利益をもたらす。


それも、1日でも早く成長させれば、
それだけ早く企業に利益を
もたらすようになる。



部下の立場にある社員は、
重要度より緊急度の高い仕事を
選んでしまいがちだ。


半年後に提出する
重要な営業企画の書類より、

重要度は低くても
締め切りが明日に迫っている
経費精算の書類を作ることを
優先してしまうのだ。


しかし、
緊急度の高い仕事ばかりをしていれば、
部下が育たないばかりか、
仕事に対するやりがいを失いやすい。


長期的に物事を考えることも
できなくなってしまう。


これでは、上司はいつまで経っても
自分の時間を作れなくなる。


部下がなかなか成長しないので、
重要な仕事のたびに
出ていかなければならなくなるからだ。



では、こんな状態を回避するには?


それは、
部下に緊急度は低くても
重要度の高い仕事をさせるようにすること。


初めは、上司の負担が増えるかもしれない。


時には、部下の抱えている
緊急度の高い仕事を自らやったり、

他の部下に振り分けたりしなければ
ならない場合もあるだろう。


しかし、それでも部下が育てば
ゆくゆくは自分の仕事が減っていく。


上司は、もっと重要な仕事に
集中できるようになる。


今は大変でも
将来、自分の時間を作るために
あえて大変な道を選ぶ。



多くの人は
大変なことを後回しにしがちだ。


だが、あなたは、
ぜひそうした仕事の任せ方を考え、
実践していってほしい。



PS
部下を成長させるためのヒントは
ここにもある。

https://myasp.pajaposs.com/l/m/by9tPn29nhPNsV

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