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2019年2019/06/07

人を育てる大切な要素

ボート


池本克之です。


人を動かすとは、
その人のもてる力を
存分に発揮してもらうということ。


しかし、それだけでは
いずれチームは行き詰まる。


なぜなら、
メンバーが成長しなければ
チームの成長もないからだ。


あなたは、人を育てるには
何が大切だと思うだろうか?


色々な要素があるだろう。


しかし、一言で言ってしまうなら、
ずばり「経験させること」、
これに尽きる。


その上で、上司が教えるのではなく、
本人が経験の中から
自分で学べるようにすることが重要だ。


上司の役目としては、
時にはメンバーの試行錯誤を
サポートしたり、
プロジェクトの進捗をフォローする
必要もあるだろう。


しかし、どんなにフォローしても
メンバーが失敗する可能性を
ゼロにすることはできない。


何を言いたいのかというと、
教えるばかりでチャレンジさせずに
自分の手元にずっと置いておくと、
部下の成長の妨げになってしまう
ということだ。


また、この行動こそが
チームにとってはハイリスクになる。


何かにチャレンジする機会を
与えられない部下は、
自分で考えるという意識が不足し、
意欲的に動こうとしなくなる。


結果、指示をされないと動かない
指示待ち族になる。


さらに、自分がそうされたように、
新入社員が入ってきたら
同じように接するため、
また指示待ち族をつくってしまう。


まさに悪循環だ。


これでは、会社の成長はない。


いつまでも社長だけが
一生懸命に動き回り、
売上を作っていかなければならなく
なるだろう。


だが、いつまでも1人で
会社を成長させるのは限界がある。


だからこそ、人を育てるために
経験させることが大切なのだ。


ただし、ただ経験するだけでは
本当の意味でチームは強くならない。


私がメンバーに体験してほしいのは、
成功体験ではなく、達成体験。


自分で設定した目標を達成した時に
得られる、
達成感や充実感、やり遂げた!
というような感情。


この体験は、
その人に自信を与える。


そして、何か新しい仕事や
難しい課題を与えられたとしても、
その時の体験があるので
簡単に諦めたりしなくなる。


「これをやり遂げれば、
またあの快感を味わえる」と思うと
モチベーションが上がるようになるし、
「前回もできたから必ずできる」と
思えるようになる。


このような人たちが増えていけば、
何か困難なことが起きたとしても
決して諦めない強い組織になれる。


人を育てるには、
経験させることが大切。


そして、ただ経験させるのではなく、
達成体験を積ませる。


もし、
「どうもうちの社員は育たない…」
そう悩んでいるのなら、


ぜひこれを機会に
社員やスタッフに達成体験を
積ませているか、
改めて考えてみてほしい。


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