メルマガバックナンバー

2019年2019/12/03

双子だって違う

池本克之です。



自分と他人は違って当たり前。


そんな当たり前の事実を
忘れてしまう人は意外と多い。


自分と価値観が似ている人はいても、
まったく同じ人なんていない。


それなのに、上司は部下に

「普通はこう考えるだろう」
「普通はこう判断して行動するだろう」

と文句を言うのは間違っている。



逆に部下が、

「上司はいつも自分のやり方に
ダメ出しをする」

と不満を抱くのも間違っている。


そもそも、考え方や価値観は
双子でさえ違う。


同じ両親から生まれ、
同じものを食べ、
同じ教育を受けても、

成長していくにつれて
全然違う人間になる。


双子でさえそうなのだから、
まったく違う環境で育った
他人同士の価値観が
ピッタリ合うことなどありえないのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


上司によくありがちなのは、
「どうしてこうやらないんだ」
という発言だろう。


「自分はこうやってうまくいった」
だから、部下も同じようにやるべきだと
考える。


しかし、部下からすると、

どうしてこうやらないのかと言われても
そもそもそのやり方がわからない。


なので、答えようがない。


上司は基本、仕事ができる人なので
自分のやり方通りにしてもらいたい、

そう思う気持ちもよくわかる。


その方が早く終わったり、
もっと効率よくできるのかもしれない。


しかし、部下は自分と同じではない。


ちょっと厳しい物言いになるかも
しれないが、
自分と同じやり方を求めること自体が
筋違いなのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


では、どうすれば
上手に部下を動かせるようになるのか?


それには、魔法の一言がある。


それが、


「どうすればできると思う?
一緒に考えよう」


これだ。


人間は、誰しも
自分と同じことを一緒に考えてくれる
人には好感を持つ。


相手の言うことにも
素直に耳を傾けることができるようになる。


さらに、部下自身、
どうすればうまくできるか
自分で考えるきっかけになる。


ちょっとした言い方の違いだけで、
相手に与える印象は大きく変わってくるのだ。


そして、それが
その後の関係性にまで
影響を与えるようになる。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


自分と他人は違って当たり前。


そんな当たり前の事実を
人は時として忘れてしまう。


しかし、忘れなければ、
お互いに歩み寄り、
より良い方向性を見出すことができる。



もしあなたが、
部下とのコミュニケーションで
悩んだ時には、
今日お話したフレーズを使ってみてほしい。


きっと、今までとは違った反応が
返ってくるだろう。



PS
部下との価値観の違いに悩んでいる人は
これがおすすめだ。

https://myasp.pajaposs.com/l/m/YwQEkItXgFamHO

自律成長型組織に変える方法 メルマガ登録

池本克之とは

Contact

お電話かフォームにて
お気軽にお問い合わせ下さい。
皆さまからのお問い合わせ、お待ちしております。

お電話でのお問い合わせ

00-000-0000

お電話受付時間:10:00~17:00

メールでのお問い合わせ

お問い合わせ

TOP > News一覧 > News

pagetop