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2019年2020/01/16

良い上司は部下の後ろ盾になる

池本克之です。



仕事にミスはつきもの。
誰だってミスはする。


部下がミスした時に
正しく叱ることも大切だが、
それ以外にも重要なことがある。


それは、部下に
上司の指摘をきちんと受け止めてもらう
ということだ。


そしてそのためには、まず、
上司がミスの責任を引き受けることが
大切になる。


部下のミスは、すべて上司の責任。


うまくいったら本人の手柄、
うまくいかなかった時は上司の責任。


そうした後ろ盾がないと、
部下は思い切った勝負ができない。


特にいまどきの若者は、
人に対して必要以上に遠慮する
傾向がある。


ちょっとでも忙しそうだと感じたら
話しかけるのをためらうほどだ。


それくらい周囲を気にするし、
臆病な世代でもある。


なので、尚更そうした後ろ盾がなければ
自分の力を存分に発揮することができない。


上司の中には、
部下の手柄を横取りしたり、

最初は
「失敗を恐れず仕事をしてくれ」など
頼れる発言をするものの、
実際に部下がミスをすると知らん顔。


部下に責任を被せる人までいる。


こんな状態では、
部下からの信頼を得ることは
決してできない。


それに、部下自身も
失敗した時のことを考えると
何かに進んでチャレンジしようという
意欲は芽生えないだろう。


結果、そのチームは
大きな成果を出すことができなくなる。



自分のしたことには責任を取る。


これは当たり前だが、
他人のしたことに対しても責任を取る。


これが、上司の業務そのものなのだ。


・・・・・・・・・・・・・・


どんなに良い仕組みを作っても、
上司が責任を取らないようでは
誰もその仕組みを使ってはくれない。


問題が起きた時に、リーダーが
「わかった。俺が責任を取る」
と言えるかどうか。


「後のことは全部やっておくから
気にするな。それより次へ行け」

と、後押ししてくれるリーダーが
いるかどうかが、
チームの業績を大きく伸ばす鍵を
握っている。


部下のミスはすべて上司の責任。


責任を取らなくてはいけないというのは
誰にとっても非常に気が重い行為。


しかし、
その負担を上司が代わりに背負って
部下の不安を和らげることで、

部下はその安心感をベースにして初めて
自分の能力や才能を存分に発揮できるようになるのだ。



PS
「いまどきの若者が
何を考えているのかわからない…」
というのなら、これがお役に立てる。

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