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2019年2019/05/20

事業を成功に導く重要な要素

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池本克之です。


社長は、日々考えることも多いし、
抱えているストレスも尋常ではない。


社長の中には、
自分の精神状態が追い込まれると
どうにも仕事が手に付かない。


「うまくいかないんじゃないか…」
という不安や
「資金がショートするんじゃないか…」
という不安。


その不安の中でも
前に進まなければならないのに
何もできない時がある、
という人もいる。


実際、私も
ドクターシーラボの社長をしていた頃は
年商3億円を短期間で120億円に
成長させたが
その道のりはとても険しかった。


上場と聞くと
いいイメージを持っている人もいるかも
しれないが、
決して華やかな部分だけではない。


当時は、
この会社が上場企業になるなど
想像もできなかった。


創業まもないので当たり前とはいえ、
それほど多くの問題を抱えていたからだ。


例えば、
当時のドクターシーラボには
“会社”というシステムが
存在しなかった。


システムがないというのは
どういうことかと言うと、
当時の象徴的な話をすると
こんな感じだ。


若いアルバイトさんが
お客様からの電話注文を取り、
相手と話している。


ところが、途中でいきなり
ガチャンと電話を切ってしまう。


「どうしたの?」と訊くと、
「だって、わかんないんだもん!」
と言って平然としている。


また、私の目に映った当時の
ドクターシーラボは
次のようなものだった。


社員のモチベーションはというと、
誰も会社の仕事を楽しいとは
思っていない。


マーケティングは、
お客様が望んでいる時に
タイミングよくセールスすることが
できない。


顧客データは、
マーケティングに活用できるような
データベースがまったくできていない。


在庫管理は、
商品の不足が頻繁に起こる。


このような状態だった。


私は、これらの問題を
一つ一つクリアしていかなければ
ならなかった。


この時のドクターシーラボは、
40坪ほどの雑居ビルが事務所。


社員は十数人くらいだ。


しかし、その4年後、
この会社は高層ビルにフロアを借り切り
200人以上の人間が働き、
主要都市に店舗を出し、
多くの人に知られる上場企業になっていた。


一体どうして
このようなことができたのか?


その要素はいくつかあるが、
その中の大きな要素の1つに、
事業計画書があったからだと言える。


「どうして事業計画書?」と
思ったかもしれないが、
事業計画書は
事業を伸ばしていくためには
必ず必要になるものだ。


なぜなら、事業計画書がないと
いつまでにどんなふうに大きくするのか?


そのために、どんな物や人が、
あるいはお金が必要になるのか?


それらが分からないからだ。


もちろん、多くの社長は
新しい事業を始める時に
自分の頭の中でそういったものを
描いたり、
構想するだろう。


しかし、頭の中にあるだけで
それが人に伝わらないと、
事業に参加してくれる人が集まらない。


また、人を集めるのと同じように、
お金を集める場合も
頭の中にあるだけでは
やはり相手に理解されないので、
なかなか集まってこない。


だからこそ、
頭の中にある計画を目で見える形に
することが非常に重要なのだ。


さらに、事業計画書があることで
この会社はこれからどんなふうに
成長していくのか?ということを
社員にも見せることができたので、
周りの協力を簡単に得ることもできた。


これがなければ、
周りの協力を得られずに
会社を120億まで伸ばすことは
できなかっただろう。


事業計画書は、
作ったほうがいいとわかっていても
作らない人の方が圧倒的に多い。


しかし、残念ながら
事業計画書なしで事業を成功させた
という例を
私はほとんど見たことがない。


今では色々な企業のコンサルティングを
させていただいているが、
成長している企業には
必ず事業計画書がある。


事業計画書は、
安心して経営を続けていくための
ツールであり、
周りを巻き込んで
成長を続けていくための
最強のツールでもある。


さて、あなたの会社には
そんな事業計画書があるだろうか?


社長は、日々考えることも多いし、
抱えているストレスも尋常ではない。


そのストレスや不安な気持ちを
一日でも早く解消し、
これからも成長を続けていくために、


事業計画書がないというのなら
ぜひ作成してほしい。


そして、あなたが望む会社を
創り上げていってほしい。


PS
「事業計画書を作ったことがない」
「どうやって作ればいいのか?」


というのなら、
これがお役に立てる。

http://a15.hm-f.jp/cc.php?t=M93158&c=4779&d=dec4





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