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2019年2020/02/09

数字以上に言葉が求められる時代

池本克之です。



あなたは、

「自分は孤独だ…」

そう感じたことがあるだろうか?


私は何度もある。


このようなことは、
会社の大小に関わらず
多くの社長が感じることだ。



社長と社員の間で
経営に対する温度差があるのは
ある意味、当たり前だ。


経営者が

「どうしてみんな
会社のことを本気で考えてくれないんだ…」

と嘆いても、
そういうものなのだと
割り切るしかない。


特に創業者は
自己資金を投資しているので、
自分の会社に対して情熱を注げる。


売上が上がらなければ
危機感を抱くのも当然だ。


なので、
自己資金を投資していない社員に対して
いくら「経営者視点を持て」と言っても
無理な話だろう。



ただし、

・会社が進む方向性
そこへ行くための具体的な計画

・社長の熱い想い


この両方をしっかりと言語化し、
共有している組織は、

社長と近い温度を持てるようになる。


・・・・・・・・・・・・・


あなたは、社員に対して

自分たちが
これから進んでいく方向性を
明確に示せているだろうか?


それは、
誰が見てもわかるような言葉で
言語化されているだろうか?


また、方向性だけではなく、

そこに行くための具体的な計画と
あなたの熱い想いの両方が
揃っているだろうか?


そして、最も重要なこと。


社員は、それらを
腹の底から理解しているだろうか?



今は、昔と違って
数字以上に言葉が求められている。


なぜなら、
世界が変化するスピードは
凄まじいからだ。


今まで当たり前だった常識も
ことごとく塗り替えられている。


社会やビジネスのルールも
あっという間にアップデートされる。


そういう時代だ。


会社を経営している社長ですら、
どちらの方向に進むのが正しいのか
わからない…

という人もいる。


だからこそ、
どちらに進むべきかを決めて、
自分の熱い想いと共に
断言できる人間が強い。


自分の言葉で
未来を指し示せる経営者が強いのだ。


そして、そんな経営者には
必ず人がついてくる。


・・・・・・・・・・・・・


「社長は孤独だ」

なんて言葉がある。


しかし、社長自身の言葉で
会社の未来を明確に示すことができれば、

そのようなことは
ほとんどなくなる。


実際に私は、以前と比べて
孤独だと感じる瞬間が大きく減った。



さて、あなたは

・会社が進むべき方向性
そのための具体的な計画

・あなた自身の熱い想い


これらを明確な言葉で
社員に示しているだろうか?



会社がどこに向かうのか?
その先には何があるのか?


これらを示せるのは
社長であるあなただけだ。



まだ自分の言葉で
表現できていない…

というのであれば、
じっくりと考えてほしい。


そして、あなたの言葉で
未来を示せるようになった時、

あなたの周りには
多くの人間が集まってくるだろう。

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