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2019年2020/02/04

社員の変化はデスクから見て取れる

池本克之です。



あなたの会社で働く社員のデスクは
いつも綺麗に整理されているだろうか?


デスクやPCのデスクトップの状態は
その人の情報処理能力はもちろん。


その人の精神状態まで表していると
私は考えている。


実際、気持ちに余裕がないと
片付けたほうがいいのは
頭でわかっていても、

なかなか片付けようという気持ちが
湧いてこなかったりする。


それに、
「後で必要になるんじゃないか…」
と思うと、片付けられない人もいる。



なかなかモノを捨てられない人に
共通しているのが、
「心に不安がある」ということだ。


心が不安定で寂しい気持ちでいるために
モノに愛情を感じやすくなったり
執着を感じやすくなる。



私が以前、社長を務めていた会社では、
今まではキレイに整理されていた
社員のデスクが荒れてきた場合、
仕事量がキャパオーバーしていないか。


内外ともに
人間関係でのトラブルはないか、
など、気を配っていた。


これも大切な社長の仕事の1つだ。


何も変わったことがないのであれば
それでいい。


しかし、
仕事の量がキャパオーバーしていれば
調整する必要がある。


何か問題を抱えているのであれば
解決するための手助けが必要になるかもしれない。


社員のちょっとした変化は、
デスクからも見て取れるのだ。


・・・・・・・・・・・・・・


情報処理能力が低いタイプの人は
もちろんだが、

そうではない人でも、
心身に問題が生じた場合に
共通してまず起こるのが、

「モノが捨てられなくなる」
ということ。


要は、あらゆる面で
判断基準が鈍ってくるわけだ。


私自身も自分でそれが見えたら
黄色信号だという認識をいつも持っている。


そして、悪いことに
モノが増えれば探す手間や
検索の手間が増えて効率が悪くなり、

悪循環のスパイラルに
はまり込んでしまう。


つまり、
「捨てる」という技術を体得することは
決断力を磨くトレーニングでもあるのだ。


とはいえ、
なかなかモノを捨てられない場合は
どうしたらいいのか?


私は、「捨てる」という行動を取る時に
行っていることが3つある。



1:それを捨てたら本当に困るか
具体的にシュミレーションする


2:それがあるせいで、
ロスするコストや時間を割り出す


3:捨ててしまった場合、
本当に必要な時にもう一度購入できないか考える



このような判断基準を意識してみると、
捨てたほうがいいのか、
捨てないほうがいいのか
判断しやすくなる。


何も判断基準がなければ、
なんとなくもったいなくて
「捨てられない」という誘惑に負けてしまう。


しかし、それでは
仕事の効率が悪くなったり、
仕事を終わらせたくても
余計に時間を取られることに繋がる。


なので、先ほどの判断基準を活用し、
定期的にモノを整理していくことが大切なのだ。


・・・・・・・・・・・・・・


さて、あなたや
あなたの会社で働く社員のデスクは
いつもキレイに整理されているだろうか?


デスクやPCのデスクトップの状態は、
その人の精神状態まで表している。


もし、今まで社員のデスクを
よく見たことがないというのなら、
これを機に見てみてはどうだろうか。


そして、何か気になったのなら、
声を掛けてあげてほしい。


今まで知らなかったことが
見えてくるかもしれない...



PS
部下のマネジメントで悩んでいるのなら
ここにヒントがあるかもしれない。

https://myasp.pajaposs.com/l/m/uBy7UFodOPUdtl

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