池本克之です。
最近、新規事業のプロジェクトで、
大学生と話す機会が多い。
貴重な20代の学生の旬な話題、
関心ごとを聞くことがあり、
また年代的に就活、
将来の仕事について聞かれたり、
アドバイスすることも多い。
普段、
経営者ばかり話す機会が多い私にとっても、
とても刺激的ないい時間になっている。
そのたびに思うのは、
「いまどきの大学生から学ぶことは多い」
ということである。
彼らの世代は、
生まれたときからインターネットがあり、
SNSも日常の一部となっている。
デジタルリテラシーが高く、
情報の扱いにも長けている。
一方で、驚かされるのは、
「答えがない問い」にも臆せず挑む姿勢だ。
企業の課題に対しても、
常識や既存の枠にとらわれない視点を持ち、
自由な発想でアイデアを提示してくる。
もちろん、社会経験は少ない。
実務の現場を知らないぶん、
現実離れした提案もある。
しかし、その“飛びぬけた自由さ”が、
経営者である私たちに新しい風を運んでくれる。
特に最近のように、
予測不能な時代を生き抜くには、
こうした柔軟性と順応力こそ武器となる。
私たちはつい、
「若い世代に教える立場」だと
考えてしまいがちだ。
だが、本当のリーダーとは、
若者の声に耳を傾け、
自分の枠を広げ続けられる人ではないか。
いまどきの大学生は、
決して“世間知らず”なだけではない。
変化に対応し、
新しい価値を生み出す土台をすでに持っている。
私たちが彼らから学ぶ姿勢を持てば、
組織もまた、進化していくに違いない。
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