池本克之です。
相手の話を聞いていない人は
多いように感じています。
聞いていたとしても、
じっくりと耳を傾けているという人は
少ないのではないでしょうか。
相手の話の気になった部分だけを聞いて、
それに対して回答をしているので、
相手が求めているものとは違うことを
伝えてしまう場合もあります。
そうなると、
この人は話を聞いていない、
自分のことばかりを話している、
と思われやすくなります。
これが上司と部下の場合、
信頼関係が壊れてしまうことがあります。
上司の中には、
部下のできていないところばかりに
意識がいってしまい、
そこばかりを注意してしまう人もいるでしょう。
さらには、
自分のときはこうではなかった…
と、長々と自分の武勇伝を
話し始める人もいます。
部下からすれば、
「あなたと自分は違う」
「そのときと今は状況が違うんだ」
などと思い、
上司との信頼関係は
さらに薄れていってしまいます。
信頼関係が薄れてしまうと、
何かを言われても、
素直に聞けなくなります。
行動するのが遅くなったり、
思い通りに行動してもらえないので、
出したい成果も出しにくくなって
しまいます。
仕事でもスムーズに進まなくなります。
それに、部下に成果を出してもらえなければ、
上司の評価が下がってしまう場合だってあります。
このような状態にならないためにも、
相手の話をきちんと聴く、
傾聴するということが重要です。
このような姿勢は、
相手にも伝わります。
自分の話をきちんと
聴いてくれていると感じれば、
安心できるし、信頼もできます。
また、
どのようなことでも話そうと思う
きっかけにもなります。
何か問題が起きても、
この人になら話せる、
わかってくれるかもしれないと思い、
問題が大きくなる前に、
知ることができる場合もあります。
相手の話をきちんと聴くということは、
お互いの信頼関係を深め、
仕事で成果を出しやすくすることへも
繋がっていくのです。
お互いがスムーズに仕事をやれるために、
そして、自分一人ではなく
組織で成果を出せるように、
自分は相手の話をきちんと聴けているか、
もう一度確認してみてほしいです。
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