池本克之です。
一緒に働いているメンバーに
自分自身を信じてもらうには、
何が重要だろうか?
それは、社長自身が
「正直である」ことが何よりも重要だ。
私は、正直であること、
誠実であることが
ビジネスの基本だと考えている。
これは、社長の率先垂範によってしか
伝播できないものだ。
とはいえ、誰もが
正直であることが大切なのは
よく理解している。
しかし、トップになると
情報のアウトプットをある程度
コントロールできるようになる。
隠そうと思えば隠せることが
実は結構あるのだ。
特に、悪い情報は
なるべく伏せたいと思うだろう。
例えば、業績などの会社の数字だ。
会社がうまくいっている時はいいが、
低迷している時は
なるべくオープンにしたくない
と思う人が多い。
社長の中には
悪い数字を社員に見せることで
「社員を不安にさせるかもしれない…」
と思う人もいるだろう。
しかし、たとえ悪い情報であっても
開示したほうがいい。
なぜなら、それが社員の心を動かし、
会社が良い方向へ向かうきっかけになるからだ。
それに、具体的な形で
危機感を共有することで、
社長1人では見えていなかったことに
社員が気づき、打つ手が見つかる、
という場合もある。
・・・・・・・・・
「悪い情報はなるべく隠したい」
そう思う人は多いし、
その気持ちもわかる。
しかし、隠し事がたくさんある人は
その人を見ていれば
なんとなくわかるものだ。
何か裏がありそうだな…とか
別の顔がありそうだな…とか。
社長自身の行動に表れていたり、
言動や表情からも
察することができたりする。
そういう人は、
メンバーに信じてもらえない。
社内にトップに対する不信感があると、
それは取引先やお客様など
社外にも伝わり、
会社としての信用を損なうことになる。
正直であるためには、
自分を律する意思の強さに加えて、
あらゆることを可能な限り
オープンにしていくことが大事になる。
オープンにすれば、
色々な意見が上がってくるだろう。
それを素直な耳で聴いてほしい。
・・・・・・・・・
メンバーに信じてもらうためには、
社長自身が「正直である」ことが
何よりも重要だ。
会社がどんな状況であったとしても
可能な限り情報をオープンにして
社員と共有する。
それが、結果的に
社長と社員の信頼関係を
強くすることになり、
チームが強くなることに繋がるのだ。
月別: 2021年5月
部下のやらない理由を取り除く
池本克之です。
あなたの周りには、
やらない理由をあれこれ述べて動かない…
という部下はいないだろうか?
特に、いまどき部下は
任されるということを
重荷に感じる傾向がある。
こちらが仕事を頼もうとすると
「他に引き受けている仕事があって…」
とか、
「それだと納期に間に合いません」
などと理由を並べ立てる人もいる。
こうした部下たちは、
「やらない理由」を見つけるのが得意で
「やる方法」を考える思考が停止している。
やる方法を考える思考が停止していると
仕事のスピードが遅くなる。
結果、成果を出すのに
多くの時間を要する。
・・・・・・・・
このような「やる方法」を考える思考が
停止している部下を動かすには
どうすればいいのか?
それは、上司の方から
「こうすれば
もっとできるんじゃないか?」
と提案し、部下の思考を動かして
やらない理由を取り除く必要がある。
例えば、
「忙しくて手が回りません」
と部下に言われたとする。
その場合、
「どの仕事でそんなに忙しいのか?」
と部下の忙しい原因を探る。
大抵、「忙しくて手が回らない」
と考えている人は、
要領が悪い傾向がある。
何が原因でそうなっているのかを
探り出し、
「だったら、この仕事の後に
できるんじゃないか?」
「こっちの納期がまだ先みたいだから
この仕事が入れられるんじゃないか?」
「この仕事とこの仕事は
他の人に頼めるんじゃないか?」
と、提案していくのだ。
そうすると、やらない理由が
なくなっていく。
・・・・・・・・
やらない理由をあれこれ述べて
動かない部下がいると、
仕事のスピードが遅くなる。
もちろん、部下の今までの思考を
変えるのは簡単なことではないが、
それでも、変えていかなければ
組織の成長は難しい。
やる方法を考える思考が
停止している部下に対しては、
「その制約がなくなったら
何をする?」
「その状況を変えるには
どうすればいい?」
「どうしてそれが
障害になっていると思う?」
といった質問を折に触れて投げかけ、
思考の習慣を変える
サポートをすることをオススメする。
あなたの周りには、
やらない理由をあれこれ述べて動かない…
という部下はいないだろうか?
特に、いまどき部下は
任されるということを
重荷に感じる傾向がある。
こちらが仕事を頼もうとすると
「他に引き受けている仕事があって…」
とか、
「それだと納期に間に合いません」
などと理由を並べ立てる人もいる。
こうした部下たちは、
「やらない理由」を見つけるのが得意で
「やる方法」を考える思考が停止している。
やる方法を考える思考が停止していると
仕事のスピードが遅くなる。
結果、成果を出すのに
多くの時間を要する。
・・・・・・・・
このような「やる方法」を考える思考が
停止している部下を動かすには
どうすればいいのか?
それは、上司の方から
「こうすれば
もっとできるんじゃないか?」
と提案し、部下の思考を動かして
やらない理由を取り除く必要がある。
例えば、
「忙しくて手が回りません」
と部下に言われたとする。
その場合、
「どの仕事でそんなに忙しいのか?」
と部下の忙しい原因を探る。
大抵、「忙しくて手が回らない」
と考えている人は、
要領が悪い傾向がある。
何が原因でそうなっているのかを
探り出し、
「だったら、この仕事の後に
できるんじゃないか?」
「こっちの納期がまだ先みたいだから
この仕事が入れられるんじゃないか?」
「この仕事とこの仕事は
他の人に頼めるんじゃないか?」
と、提案していくのだ。
そうすると、やらない理由が
なくなっていく。
・・・・・・・・
やらない理由をあれこれ述べて
動かない部下がいると、
仕事のスピードが遅くなる。
もちろん、部下の今までの思考を
変えるのは簡単なことではないが、
それでも、変えていかなければ
組織の成長は難しい。
やる方法を考える思考が
停止している部下に対しては、
「その制約がなくなったら
何をする?」
「その状況を変えるには
どうすればいい?」
「どうしてそれが
障害になっていると思う?」
といった質問を折に触れて投げかけ、
思考の習慣を変える
サポートをすることをオススメする。