池本克之です。
求人市場が売り手市場
になっている昨今では、
せっかく採用を出しても辞退する人が
増えています。
なぜかと言うと、
そもそもその企業は
本命ではなかったから。
さらにいうのであれば、
本命ではなくともこの会社なら
と思って受けた求職者に、
あなたの会社の魅力が
十分に伝わらなかった
ことが原因でしょう。
企業からすれば
せっかく出した内定を取り消されれば
相当なショックです。
今でも、
「何で内定を辞退するんだ!」と
罵声を浴びせる
人事担当者がいるそうですが、
「お金や労力をどれだけかけて
内定を出したか」
と残念になる気持ちはわかります。
とはいえ、
求職者からすれば
「そんなこと言われても…」
という感じかもしれません。
内定の取り消しは、
もちろん
お互いにとって
良いことではありません。
いくら滑り止めだとしても、
せっかく内定を出して取り消されて
しまえば、
それまでにかけた時間や労力は
まったくのムダになってしまいます。
では、どうすれば
求職者に「ここに就職したい!」
と熱い気持ちを持たせることができるのか?
あなたもご存知の星野リゾートは、
選考をしている段階から
自社の魅力を
入念にアピールしているそうです。
旅行業界における星野リゾートの
存在感や強さの秘密、
安定した業績に今後の成長性などなど、
このようなことを繰り返し伝える。
その結果、
求職者は内定を受け取る頃には
すっかり星野リゾートのファンに
なっているということです。
確かに、入社する前から
これからこの会社がどんなふうに
成長していくのか?
ということがわかっていると
ワクワクするでしょう。
「ここに入りたい!」と思う気持ちも
強くなるのかもしれません。
しかし、
ここで注意してほしいことが
1つだけあります。
それが、入る前に伝えた内容と
入ってからの現実に
ギャップがないということです。
良いギャップならまだしも、
「言ってたことと違うじゃないか!」
ということになると
モチベーションが下がる
大きな原因になります。
「嘘つきだ!」と
思われる場合もあるでしょう。
こうなってしまうと、
入社直後の退職の原因になりかねず、
社長への不信感や信頼も
大きく下がってしまいます。
その人で済めばいい方で、
周りの人や学内で悪い噂が立つ
ということにもなりかねません。
一度下がった信頼を取り戻すのは
本当に時間がかかります。
考えてみると当たり前ですが、
とにかく入ってもらうことに必死で
その後のことは考えていない企業が
まだまだ多いように感じます。
これでは、
せっかく獲得した優秀な人材も
早期にあなたの会社に見切りをつけて
他に移ってしまうでしょう。
こうならないためにも、
面接に来た人に会社の良いところを
アピールしつつも、
嘘はつかない、よく見せようとしすぎない
ということが重要です。
今、目の前にいる人を採りたいという
気持ちはよくわかりますが、
長い目で見れば、
言っていることに一貫性がある説明で
入社してくれた社員の方が、
あなたの会社で長く活躍する人材に
なってくれるでしょう。
月別: 2021年9月
社員が結果を出せない時の対処法
池本克之です。
企業文化に合った人材を
採用したはずでも、
結果が振るわない、
思ったような成果が出せない
ということはよくあることです。
あるいは、
どんなに優秀な人でも
スランプに陥ることもあれば、
若い頃は仕事ができたのに、
年とともに保守的になっていき、
仕事の能力が落ちていくという
人もいるでしょう。
さて、あなたなら
こんな時どう対応しますか?
社長やマネージャーの中には、
部下が結果を出せない時、
「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」
と、繰り返し質問する人もいます。
上司側は熱心に
指導しているつもり
なのかもしれません。
しかし、
言われる側からすると、
「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」
と言われても、
できないものはできないし、
わからないものは
わからないのです。
わかっているのなら、
すでに実行しているでしょう。
それに、
このように言われると
「自分は仕事の覚えが悪い」
ということを突き付けられ、
能力不足を責められているように
感じる人もいます。
最悪の場合、
それに耐えられなくなり、
辞めるという選択をすることも
ありえます。
では、スタッフの結果が振るわない、
思ったような成果を出せない時、
どうしたらいいのでしょうか?
それを解決する方法の1つとして、
部署などの配置替えをして
様子を見る、
というのがあります。
成果が出せないのは、
色々な要素が考えられます。
原因の1つとして考えられるのは、
周りの人との相性です。
企業文化が合っていれば
個人間も相性がいいかというと、
話は別。
お互い人間なので、
必ず好き嫌いはありますよね。
あるいは、
仕事の仕方が合わない
ということもあるでしょう。
例えば、事細かに
「報告・連絡・相談」を
求めるような上司に、
必要な時だけ相談すればいい
と考える部下がいたとしたら、
しょっちゅう
ぶつかり合いが起きるのは
予測できることです。
上司としては
仕事をしにくいと思うだろうし、
部下は
「いちいちうるさいな」
と思うでしょう。
これは、
双方にとって不幸な状態です。
こういう場合は、
上司か部下のどちらかを
配置転換してみるしかありません。
途端に、どちらも活き活きと
仕事をするようになることもあるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・
どんな人でも
結果が振るわなかったり、
思ったような成果を
出せないことはがあります。
それは、
どんなに優秀な人でも同じです。
しかし、
今いる部署で花開かなくても、
別の部署で活躍できるということは
少なくありません。
もし、
スタッフが結果を出せないことで
悩んだ時は、
すぐに切り捨てるのではなく、
別の機会やチャンスを
与えてみてはどうでしょうか。
それが、
社長の務めであり、
スタッフが能力を発揮する
良いきっかけになるかもしれません。
企業文化に合った人材を
採用したはずでも、
結果が振るわない、
思ったような成果が出せない
ということはよくあることです。
あるいは、
どんなに優秀な人でも
スランプに陥ることもあれば、
若い頃は仕事ができたのに、
年とともに保守的になっていき、
仕事の能力が落ちていくという
人もいるでしょう。
さて、あなたなら
こんな時どう対応しますか?
社長やマネージャーの中には、
部下が結果を出せない時、
「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」
と、繰り返し質問する人もいます。
上司側は熱心に
指導しているつもり
なのかもしれません。
しかし、
言われる側からすると、
「どうしてできない?」
「どうしてわからない?」
と言われても、
できないものはできないし、
わからないものは
わからないのです。
わかっているのなら、
すでに実行しているでしょう。
それに、
このように言われると
「自分は仕事の覚えが悪い」
ということを突き付けられ、
能力不足を責められているように
感じる人もいます。
最悪の場合、
それに耐えられなくなり、
辞めるという選択をすることも
ありえます。
では、スタッフの結果が振るわない、
思ったような成果を出せない時、
どうしたらいいのでしょうか?
それを解決する方法の1つとして、
部署などの配置替えをして
様子を見る、
というのがあります。
成果が出せないのは、
色々な要素が考えられます。
原因の1つとして考えられるのは、
周りの人との相性です。
企業文化が合っていれば
個人間も相性がいいかというと、
話は別。
お互い人間なので、
必ず好き嫌いはありますよね。
あるいは、
仕事の仕方が合わない
ということもあるでしょう。
例えば、事細かに
「報告・連絡・相談」を
求めるような上司に、
必要な時だけ相談すればいい
と考える部下がいたとしたら、
しょっちゅう
ぶつかり合いが起きるのは
予測できることです。
上司としては
仕事をしにくいと思うだろうし、
部下は
「いちいちうるさいな」
と思うでしょう。
これは、
双方にとって不幸な状態です。
こういう場合は、
上司か部下のどちらかを
配置転換してみるしかありません。
途端に、どちらも活き活きと
仕事をするようになることもあるでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・
どんな人でも
結果が振るわなかったり、
思ったような成果を
出せないことはがあります。
それは、
どんなに優秀な人でも同じです。
しかし、
今いる部署で花開かなくても、
別の部署で活躍できるということは
少なくありません。
もし、
スタッフが結果を出せないことで
悩んだ時は、
すぐに切り捨てるのではなく、
別の機会やチャンスを
与えてみてはどうでしょうか。
それが、
社長の務めであり、
スタッフが能力を発揮する
良いきっかけになるかもしれません。