池本克之です。
あなたの周りには、
やらない理由をあれこれ述べて、
動かないという部下はいませんか?
特にいまどき部下は、
任されるということを
重荷に感じる傾向があるので、
「他に引き受けている仕事があって…」
とか、
「それだと納期に間に合いません…」
などと、
色々な理由を並べ立てる人がいます。
そして、
なんとかその仕事から
逃れようとします。
中には、
「それは私の仕事ではないと思います」
というように、
上司が
「え?!」
と思うような発言をする
若者までいます。
こうした部下たちは、
やらない理由を見つけるのが得意で、
やる方法を考える思考が
停止しています。
なので、
上司のほうから
「こうすればできるんじゃないか?」
と提案し、
部下の思考を動かして
やらない理由を取り除く必要があります。
例えば、
「忙しくて手が回りません」
と部下に言われたとします。
上司としては、
「いやいや、
こっちの方がお前の何十倍も
忙しいんだぞ!」
と言いたくなるでしょうが、
そこをグッとこらえて、
「どの仕事で
そんなに忙しいのか?」
と、
部下の忙しい原因を
探るようにするのです。
大抵、
忙しくて手が回らないと
考えている人は、
要領が悪い傾向があります。
例えば、
普通なら
1時間でできる仕事を
3時間かけていたり、
仕事の優先順位の付け方が
悪かったり、
急がなくていい仕事を
先にやっていたりするのです。
そういった原因を探り出し、
「だったら、
この仕事の後にできるんじゃないかな?」
「この仕事とこの仕事は
他の人に頼めるんじゃないか?」
「こっちの納期が
まだ先みたいだから、
この仕事が入れられるんじゃないか?」
などと提案していくのです。
そうすると、
だんだんやらない理由が
なくなっていきます。
そして、
最終的には
「わかりました。やります」
となるのですが、
ここで忘れてはいけないのが、
部下自身が
自分で
「やる」という
エンジンをかけている
わけではなく、
上司が代わりに
エンジンをかけている
ということです。
今まで、
やらない理由ばかりを
見つけてきた人が、
すぐに習慣を変えるのは
難しいです。
時間もかかります。
しかし、
少しずつでも
部下の習慣を変えていかない限り、
部下が成長することは
ありませんし、
あなたの仕事も減ることはありません。
そして、
いつまでもやらない理由を
見つけ続けるようになるでしょう。
そんな部下を
育成しないためにも、
やる方法を考える思考が
停止している部下に対しては、
「その制約がなくなったら
何をする?」
「その状況を変えるには
どうすればいい?」
「どうしてそれが
障害になっていると思う?」
などといった質問を、
折に触れて投げかけ、
思考の習慣を変える
サポートをしてみてください。
月別: 2022年10月
悪いのはあっち
池本克之です。
多くの人は、 職業は何かと訊かれると、 自分が毎日どのような職務を 行っているかを話すばかりで、
自分の属する事業全体の 「目的」について語ることは ほとんどありません。
自分が属している組織に対しても、 自分が仕事をすることで 何らかの影響を及ぼしているなんて 考えもしないでしょうし、 思いもしないでしょう。
毎日、 自分の仕事をして時間を過ごし、 何かトラブルがあった時には それに対処する。
そんな日々を過ごしている人が 大半なのではないでしょうか。
その結果として、 自分の責任の範囲は 自分の職務の境界までに 限定されると考えがちです。
しかし、 組織にいる人たちが 自分の職務にだけ 焦点を当てていると、
すべての職務が 相互に作用したときに 生み出される結果に対して、 (それは悪い結果に対して) 責任感を ほとんどもたなくなって しまいます。
なので、 その結果が期待はずれだった場合には、 自分たちの問題ではなく、
「誰かが間違った」 「あの部署が悪いんじゃないか」 などと、 自分以外の誰かと 決めてかかることしか できなくなるのです。
とはいえ、 会社というのは 各々の部署が バラバラで成り立っている わけではなく、
歯車という言葉は あまり使いたくはありませんが、 どこかの歯車が回れば それに応じて 次の歯車が回る、 というように 繋がっています。
相互に 影響しあっているのです。
しかし、 それが理解できないと、 ミスやトラブルが起こったときに、
「自分たちはちゃんとやった」 「だからあの人が悪い」 「あの部署が悪い」 などと、 責任を他の人に押し付けるように なってしまいます。
実際は、 押し付けているという 意識はなかったとしても、 そのような考え方になります。
これでは、 組織というよりも、 それぞれの人が バラバラに動いている ようです。
もちろん、 誰だって自分のせいだとは 思いたくないでしょう。
しかし、 問題が起こったときに 自分以外の 「誰か」のせいにしていては、 問題の解決は遅れ、 多くの時間をムダにします。
そんな状態を解決するために、 お互いの仕事が 相互に影響しあっている ということを理解させるのが必要です。
そして、 そのために 私がよく使うのが、
フセン(ポストイット等)を使って 仕事全体のフローチャートを作り、 それを全員で共有する、 ということです。
やり方としては、 社内の主な仕事を洗い出し、 フセンに 1仕事ずつ書いていき、 関係している業務を 線で繋いでいきます。
そうすることで、 前後の繋がりや 最終的な終着点が 一目瞭然になります。
今までは、 自分の部署やチームは 独立しているように 感じていても、
複数の部署と 関わり合っているのだと 見えてくるようになるのです。
それが見えれば、 トラブルが起きたときは、 自ずと
「あの部署じゃなくて、 前工程の自分たちの部署に 原因があるのでは?」
と考えられるようになります。
大半の人は、 毎日、 自分の仕事をして時間を過ごし、 何かトラブルがあった時には それに対処する。
そして、 自分の責任の範囲は 自分の職務の境界までに 限定されると考えがちです。
しかし、 組織にいる 一人ひとりが、 自分以外の人のことまで 考えられるようになれば、
組織はもっと飛躍することが できるのではないでしょうか。
多くの人は、 職業は何かと訊かれると、 自分が毎日どのような職務を 行っているかを話すばかりで、
自分の属する事業全体の 「目的」について語ることは ほとんどありません。
自分が属している組織に対しても、 自分が仕事をすることで 何らかの影響を及ぼしているなんて 考えもしないでしょうし、 思いもしないでしょう。
毎日、 自分の仕事をして時間を過ごし、 何かトラブルがあった時には それに対処する。
そんな日々を過ごしている人が 大半なのではないでしょうか。
その結果として、 自分の責任の範囲は 自分の職務の境界までに 限定されると考えがちです。
しかし、 組織にいる人たちが 自分の職務にだけ 焦点を当てていると、
すべての職務が 相互に作用したときに 生み出される結果に対して、 (それは悪い結果に対して) 責任感を ほとんどもたなくなって しまいます。
なので、 その結果が期待はずれだった場合には、 自分たちの問題ではなく、
「誰かが間違った」 「あの部署が悪いんじゃないか」 などと、 自分以外の誰かと 決めてかかることしか できなくなるのです。
とはいえ、 会社というのは 各々の部署が バラバラで成り立っている わけではなく、
歯車という言葉は あまり使いたくはありませんが、 どこかの歯車が回れば それに応じて 次の歯車が回る、 というように 繋がっています。
相互に 影響しあっているのです。
しかし、 それが理解できないと、 ミスやトラブルが起こったときに、
「自分たちはちゃんとやった」 「だからあの人が悪い」 「あの部署が悪い」 などと、 責任を他の人に押し付けるように なってしまいます。
実際は、 押し付けているという 意識はなかったとしても、 そのような考え方になります。
これでは、 組織というよりも、 それぞれの人が バラバラに動いている ようです。
もちろん、 誰だって自分のせいだとは 思いたくないでしょう。
しかし、 問題が起こったときに 自分以外の 「誰か」のせいにしていては、 問題の解決は遅れ、 多くの時間をムダにします。
そんな状態を解決するために、 お互いの仕事が 相互に影響しあっている ということを理解させるのが必要です。
そして、 そのために 私がよく使うのが、
フセン(ポストイット等)を使って 仕事全体のフローチャートを作り、 それを全員で共有する、 ということです。
やり方としては、 社内の主な仕事を洗い出し、 フセンに 1仕事ずつ書いていき、 関係している業務を 線で繋いでいきます。
そうすることで、 前後の繋がりや 最終的な終着点が 一目瞭然になります。
今までは、 自分の部署やチームは 独立しているように 感じていても、
複数の部署と 関わり合っているのだと 見えてくるようになるのです。
それが見えれば、 トラブルが起きたときは、 自ずと
「あの部署じゃなくて、 前工程の自分たちの部署に 原因があるのでは?」
と考えられるようになります。
大半の人は、 毎日、 自分の仕事をして時間を過ごし、 何かトラブルがあった時には それに対処する。
そして、 自分の責任の範囲は 自分の職務の境界までに 限定されると考えがちです。
しかし、 組織にいる 一人ひとりが、 自分以外の人のことまで 考えられるようになれば、
組織はもっと飛躍することが できるのではないでしょうか。