ビジョン

池本克之です。

あなたの会社には ビジョンがあるでしょうか?

私の会社のビジョンは、 「企業が独自ではなし得ない成長を 本気で助けます」 です。

ビジョンというのは、 組織に刺激を 与え続けるものであり、
困難にぶつかったとき だけではなく、 常日頃から意識することで、 働く人たちを 奮起させるものです。

反対に、 ビジョンがないということは、
今いる会社が どこに向かうのかが わからないということです。

そして、 自分たちが やっている仕事が、 何に繋がっているのか わからない、 ということでもあります。

このような組織は、 困難にぶつかったときに 弱くなります。

「どうせ無理」 と諦め、 社内の雰囲気は悪くなり、
中には、 会社が危ないとわかると、 すぐに転職を考える人も 出てくるでしょう。

「どうしたら 今を乗り越えられるか?」
ということを考えようとはしません。

その結果、 社長1人だけが考え、
会社のために朝から晩まで 走り回る、
そんな 孤独な戦いが 始まるように なるのです。

私たちは、 これから自分たちが 創り出そうとしている 未来の共通像を掲げる必要があります。

そうじゃないと、 組織は飛躍できず、
ある程度のところで 止まり、
いつまでも ぬるま湯につかっているか、 衰退するようになるでしょう。

ここで、 改めてビジョンについて、 私なりの定義を考えてみると、

ビジョンというのは、 「こうなりたい」 という将来像のことであり、
会社のミッションを 果たすために、 中長期的に目指す目標や夢のことです。

そして、 その会社が将来的に 「こうありたい」 と考える姿です。

この姿は、 社長1人だけで 実現できるものではなく、
掲げた将来像を 実現させるためには、 社員にもそのビジョンを共有し、
それを目指して一緒に行動して もらわなければいけません。

実際、 組織全体で深く共有されるような 目標や価値観、使命なくして、
偉大さを 維持し続けている 組織は、 ほとんど思いつきません。

あの Appleの スティーブ・ジョブズも、 ビジョンを重要視していたことで 知られています。

彼は、 自身の役割を
「マネージャー」 ではなく、
「ビジョンを保ち続ける者」 と呼んでおり、
ビジョンの共有を 非常に大切にしていたのが よくわかります。

さて、 あなたの会社には、 組織で共有できる ビジョンがあるでしょうか?

これからも、 社長1人だけが 一生懸命になって、 会社のことを 考え、 動き回るのではなく、
組織が一体となって、 実現したい将来像に向かって動く。

そんな ビジョンを掲げることが、 社長にとっての最重要課題に なってくるでしょう。

組織の協力体制を生む思考法

池本克之です。

会社全体のことを考えて 動いている人は、 組織の中に どれくらいいるでしょうか?

自分の後には このような人がいて、 自分の前には このような人がいる。
そして、 その人たちは 何をやっているのかを 把握している。

そういう人は、 どれくらいいるのでしょう?

どんなに 大きな企業であっても、 ミスやトラブルは起きます。

それは、 企業の規模には 関係ないでしょう。

そして、 その原因には、
組織にいる一人ひとりが、 会社全体を俯瞰して見れる 「全体思考」が 不足しているから、 というのがあると私は考えています。

全体思考とは 何なのでしょうか?

それは、 チーム全体や 部署全体、 さらには 企業全体を俯瞰して見れる 思考のことです。

物事を 自分中心に考えるのではなく、
「今、 チームから求められている 自分の役割は何か?」
という具合に、 全体から個人の取り組みを 考えられることです。

会社組織というのは、 各々の部署がバラバラで 成り立っているわけではなく、
歯車という言葉は あまり使いたくはありませんが、 どこかの歯車が回ると、 それに応じて 次の歯車が回る、 というように繋がっています。

多くの仕事は、 自分たちがやっている仕事だけで 完結するわけではありません。

自分たちのやった仕事が、 次の部署で どのような工程を たどるのかを知れれば、

例えば、 資料づくり1つとっても、 次の部署で 活用しやすいような データに加工しておく。

後から データが必要になったときに、 共有しやすいようにしておく。

など、 仕事にひと工夫加えることも 可能になります。

全体思考は、 仕事に工夫を生み、
その工夫こそが 仕事力の源になるのです。

このような 全体思考を育てるためには、 フローチャートを 活用するのが いいでしょう。

フセン(ポストイット等)を使って、 仕事全体のフローチャートを作り、 それを全員で共有します。

やり方としては、 社内の主な仕事を洗い出し、 フセンに1仕事ずつ書いていき、
関係している業務を 線で繋いでいくと、 前後の繋がりや最終的な終着点が 一目瞭然になります。

自分の部署やチームは、 一見すると独立しているように 感じていても、
複数の部署と 関わり合っているのだと、 見えてくるようになるのです。

そうすると、 働いている人たちの 意識に変化が生まれるようになります。

また、 すべての業務を自分事に 捉えられるようになれば、
トラブルが起きたときには、 自ずと、
「あの部署じゃなくて、 実は前工程の自分の部署に 原因があるのでは?」
と考えられるようにも なります。

会社組織は、 各々の部署がバラバラで 成り立っているわけではなく、 すべてが繋がって動いています。

このことを 理解できた時、 あなたの組織は 全体思考ができるようになり、
たとえ部署が違ったとしても、 お互いに協力し合いながら 仕事をやれるようになるでしょう。