あなたは何に最も時間を使っていますか?

池本克之です。 アップル社、共同設立者の1人である スティーブ・ジョブズは こんなことを言っています。 “この地上で過ごせる時間には限りがあります。 本当に大事なことを 本当に一生懸命できる機会は、 二つか三つくらいしかないのです。” と。 確かに、時間には限りがあります。 有限ではありません。 しかも、誰もが同じ時間の中で 生きています。 それは誰でも平等です。 あなたは、限りある時間の中で どれだけ重要なことに 時間を使うことができているでしょうか? 私たち人間は、 細かいことまで含めると、 毎日仕事上で 約3万5000もの案件を 決定しなければならないと 言われているそうです。 (とても多いです) 細かいことというのは、 今日着ていく服を選ぶ、 というような 小さな意思決定まで 含まれています。 それだけの選択を 毎日していると、 当然、エネルギーは 消耗されていきます。 服を選ぶという とても小さな選択であったとしても、 あなたのエネルギーは 確実に消耗しているのです。 あなたもご存知かもしれませんが、 スティーブ・ジョブズは 毎日同じ服を着ていたそうです。 それは、 意思決定がエネルギーを 消耗するということを 知っていたからでしょう。 また、重要な決定を 下さなければならないときに、 エネルギーを 充分に使えるようにするため だったのでしょう。 あなたが最も エネルギーを使っていることは 何でしょうか? 社長の中には、 スタッフに指示をすることだと 答える人もいるかもしれません。 スタッフに対して、 毎日細かく 1から10まで指示をしていれば、 そりゃあ、体力も消耗しますし、 エネルギーだって 消耗します。 本当は、 もっと自分で考えて 行動してほしいと思っても、 それができません。 仕事を任せられない。 ほっとくと どんなことをするかわからない…。 なんて人も いるかもしれません。 こんな日々が続けば、 これ以上会社を 大きくしていくのには 限界がきます。 社長のあなたが スタッフにする 細かい指示というのは、 「今」の仕事です。 そして、 スタッフがしたミスの 後始末は 「過去」の仕事です。 私たち社長が 最も時間とエネルギーを 使わなければならないのは、 会社の将来に 繋がる仕事です。 どうすれば、 スタッフは 社長から指示をされなくても 動けるようになるのでしょうか? どうすれば、 あなたが思うような行動を 取ってくれるのでしょうか? それは、 あなたの価値観を スタッフに伝えることで 解決するようになります。 あなたが考える、 仕事をする上での 行動指針は 何でしょうか? それをスタッフに 伝えたことは あるでしょうか? あなたの価値観を スタッフに伝えることで、 どのように行動するのが 正解なのか? ということが わかるようになります。 そうすると、 間違った行動を 取りにくくなります。 もしも、 あなたの価値観に 「仕事はスピードが大事だ」 というのがあったとします。 であれば、 それを伝える必要があります。 人間、 1回だけでは すぐに忘れてしまいます。 また、 日々の仕事に追われて、 大切なことであっても 忘れる場合があります。 なので、 何度でも、 しつこく、しつこく 伝え続けることが 重要です。 あなたは、 1日の中で 何に最も エネルギーを奪われているでしょうか? 時間は無限ではありません。 有限です。 いつどうなるかわからない この時代に、 今、できることを 全力でやっていきたいものです。

人が辞める理由

池本克之です。 共通の目標がないと、 組織はそれぞれが バラバラの方向を向いてしまいます。 社長が目指したい方向に 行くのは難しいでしょう。 こんなことがやりたいと 社長が言っても、 「えー、そんなのしたくない」 「こっちだって忙しいんだ」 「それやる意味ある?」 「社長がやりたいだけでしょ」 となり、 社内は嫌な雰囲気になります。 しかし、そんなことは 口に出しては言えないので、 部下は実行はするが、 準備の時点で 「嫌だなー…」と思いながら やっています。 「なくならないかなー」と さえ思っています。 こんな状態で 良い成果が出るのでしょうか? あなたが目指していることや、 それをやることで 手に入れたいものは、 本当に手に入るのでしょうか? 仮に手に入ったとしても、 スタッフとの距離が 縮まることはありません。 社長とスタッフとの間には、 かなりの温度差があるでしょう。 以前、私の会社でも 共有された共通の目標がなかったため、 それぞれが、 それぞれの思惑や想像だけで 働いていた時期がありました。 同じ方向に 向かっていなかったのです。 そのため、 私がやりたいことがあって 会議を開いても、 1人か2人しか 発言する人はいませんでした。 そのうち、 「どうせやっても意味ないな」 「指示だけ出して やってもらえばいいか」 と、 投げやりな気持ちに なったのを覚えています。 こんな状態で 組織が成長するわけがありません。 今、考えると そう感じます。 ですが、そのときは そんなことは 考えていませんでした。 会社が向かっている方向も わからない。 社長が考えていることも わからない。 それぞれが、 それぞれの思惑や想像だけで 働いていたので、 当然、辞める人もいました。 しかし今では、 共通の目標を立て、 それがスタッフ全員に 共有されているので、 そんなことは まったくなくなりました。 今、辞める人はいませんし、 新しい人材も 優秀な人ばかりが 入ってきてくれています。 共通の目標は、 とても重要です。 しかも、その目標は 社長が決めるのではなく、 スタッフが決めるプロセスに入り、 スタッフ自身が 決めることが重要です。 そうでないと、 自分事にすることが できません。 しかし、 スタッフ自身が目標を決めると、 その目標は自分事として 捉えられるようになり、 日々の仕事まで 自分事にできるようになります。 もちろん今では、 全員が1つの目標に向かって 日々、仕事をしているので、 同じ方向を 向けるようになっています。 同じところへ 向かっているのです。 あなたの会社には、 共有された共通の目標が あるでしょうか? しかもそれは、 上層部だけが決めた目標、 社長だけが決めた目標ではなく、 スタッフ全員で決めた目標に なっているでしょうか? もし、なっていないという人は、 今からでもスタッフを巻き込み、 共通の目標を 作ってみてください。 スタッフを巻き込むのは 大変だと感じる人も いるかもしれません。 しかし、この時間が、 あなたの会社の成長に 確実につながっていくと、 私は確信しています。