人間関係を円滑にするポイント

池本克之です。 技術は日々進歩しています。 ロボットもその一つです。 ロボットが存在することで、 スタッフの仕事の効率を上げたり、 サービスの充実を実現できるようになります。 しかし、技術が進歩しても、 人間にしかないものがあります。 それが、感情です。 感情があることで、 共に喜び、共に悲しむことができます。 相手の気持ちに寄り添い、 共に感情を共有することもできます。 ロボットにできることは多いかもしれませんが、 人間だからこそ感じることができるものも多く存在します。 組織で働いていると、 様々な人がいるため、 時にはお互いの感情がぶつかることがあるでしょう。 しかし、そのような状況も乗り越えて、 再び心を一つにして同じ目標に向かって 進んでいけるのも、人間だからこそではないでしょうか。 人間の感情はとても複雑ですが、 その中でも人間関係を円滑にするポイントがあります。 それは、相手の話をよく聞くことです。 相手が何を伝えようとしているのか、 何を求めているのか、 どうしてほしいと思っているのかを正しく知るためには、 相手の話を傾聴する必要があります。 相手が話している間に、 「次はこれを言おう」と考えながら聞いていると、 重要なところを聞き逃すことがありますし、 相手が求めているものとは異なることを 伝えてしまうこともあります。 どんな人も、自分の話を聞いてもらえたと 感じると嬉しくなります。 また、その人に話をしてみようと思うことでしょう。 このようなことが積み重なると、 少しずつ信頼関係が構築されていきます。 私たちは、たった一人の力では できることに限りがありますが、 自分以外の人たちと力を合わせることができれば、 できることは大きく広がります。 せっかく組織で仕事をしているのだから、 組織の力を一つにして同じ目標に向かって 進んでいきたいものです。 そのためには、相手の話に耳を傾けることから 始めてみてはいかがでしょうか。 ロボットは便利かもしれませんが、 人間だからこそ感じられる感情が私たちにはあります。 嬉しい気持ちや悲しい気持ち、 そして悔しい気持ちも、 様々な感情を共に共有しながら前に進めるように、 最近忙しくてなかなかスタッフの声に 耳を傾けていなかったと感じる方は、 これを機会に今日は耳を傾けることを 意識してみてはどうでしょうか。 それが、信頼関係のある強い組織を 作っていくのに繋がるでしょう。 PS スタッフとのコミュニケーションで頭を悩ませている方は、 こちらに解決策があります。 以下をチェックしてください ↓ 詳細はこちら

大事なことを大事にする

池本克之です。 朝は大事な時間だと言われる。 メンタルにもフィジカルにも 影響が大きい。 精神科のドクター、プロのトレーナー といった専門家もYouTubeなどで 朝にやるべきことを発信している。 日経新聞によると 経済活動でも朝活、朝型に根強い 人気があるという。 コロナがきっかけで朝活、朝型が 盛んになり、その動向がいまだ続いて そのまま朝型が定着している。 大手のカフェチェーンでは オープン時間を2時間早めてメニューを強化、 各席に電源をつけて朝型に対応している。 カラオケ店でも朝食付きパックを始め、 働く人だけでなく、シニア層も取り込んだ 朝型の利用を促進している。 それだけ需要があるということだ。 大事な時間とわかっているのなら その時間を何に使うのか? 将来を決めるのは朝なのだ。 20250106100805

飛躍に繋がる思考法

池本克之です。 組織のトップにいる人は、 常に成功者とは限らない。 「社長」と聞けば、 地位も名声も手に入れ、 ゴルフや会食を楽しんでいるようなイメージがあるが、 実際は、経営不振に悩んだり、 社員の離職が続いたり、 日々、困難を抱えているものだ。 じつに孤独なもの。 しかし、社長たるもの、弱音を吐くことはできず、 絶えず打開策を考え、 苦境を抜け出すために模索するだろう。 なぜなら、自分の下で働くスタッフの、 生活がかかっているからだ。 もし会社の経営が傾き、 充分な賃金を支払うことができなくなれば、 スタッフや、その家族を 路頭に迷わせることになる。 だからこそ、日々、経営のあり方を注視し、 会社の業績を伸ばすことを、 本気で考えているのだ。 しかし、スタッフの意識はそれとは違う。 社長が新たな達成目標を提示したり、 より高い成果を求めたりすると、 「そんな数字は無理だ」 「これ以上のことはできないよ…」 と、難色を示す場合が多いだろう。 社長はスタッフへの還元を見据えて、 会社の成長、売上の向上を目指しているのに、 スタッフにはその意図が伝わらない。 今までより仕事量が増える、 難しそうで、時間もかかる、 などと、スタッフはネガティブな思いにとらわれる。 そして、 その仕事ができない、という、 もっともらしい理由を探すのだ。 これでは、組織として大きな飛躍はできないし、 そうなるとスタッフの賃金だって上がらない。 では、社長の思いを、 どのように伝えて現場を動かしていけばよいのか? それは、全員の思考法を変えることだ。 「できない理由探しをやめる」こと。 そして、 「できる方法、できる事を考える」こと。 もちろん、考えることで、 できないことができるようになるならば、 とことん考えてみるのがよい。 だが、大概は、 できないことについて、いくら考えてみたところで、 できるようにはならないだろう。 なのに、私達の心は、放っておくと、 ついついできないことの方へ傾いてしまう。 クヨクヨ、グダグダ、考えてしまう。 だから、意識して、 思考法を変えなければならないのだ。 皆が、悪い思考癖を捨て、 「できることをみつけ、実践する」という、 良い習慣が身に着くよう、トレーニングしよう。 そして、その結果が、良い形で自分たちに返ってくる、 ということを、スタッフたちに実感してもらうことが大切だ。 できないこと、 自分の力ではどうすることもできないことは、 考えるだけ無駄だ。 できないことについて、 あれこれ考えることで、 何かが変わるのならいいが、 できないことをいくら考えても、 実際はできるようにならない。 考えている時間が勿体ないし、 気持ちもネガティブになっていくだけだ。 考えてもどうにもならないことに対して、 不毛なエネルギーを注ぐくらいなら、 どんな小さなことでも、 できることを見つけて、達成するのがいい。 そして、小さな目標達成で満足してしまうのではなく、 その先の大きな目標をいつも見据えていよう。 社長とスタッフが一つの大きな目標に向かって、 一歩一歩確実に前進していくことが、 組織の大きな飛躍への、一番の近道だと言えよう。 PS 組織学習経営に必要なメソッドが学べる お勧めのセミナーがあります。 以下をチェックしてください ↓ 詳細はこちら 20241225062145

成果が出ない部下との向き合い方

池本克之です。 管理職の中には、 「なかなか成果を出すことが できない部下をどうすれば良いのか…」 と悩んでいる方が多いようです。 成果が出ないと気になるし、 何とか支援したいと思うのは当然です。 部下が成長しなければ 自分が動かざるを得なくなり、 評価にも影響するかもしれません。 しかし、もし仕事を任せる人選を 間違えていたらどうでしょうか。 そのためにチームの成果が 最大化できていない可能性があります。 仕事を任せる人を間違えると 様々な弊害が生じますが、 その中の一つに時間の浪費があります。 誰もが仕事を一度で 覚えられるわけではありません。 しかし、 今どきの若者は無理に頑張ることをせず、 覚えるのが難しいと感じると 簡単に投げ出す傾向があります。 さらに、それを悪いことだと思っていないのです。 時間をかけて教えた挙げ句、 途中で「やーめた」と言われてしまったら、 効率が悪く、時間の無駄だと言う他ありません。 なので、何度も指導しても覚えない若者には、 その仕事を任せるのをやめれば良い という結論になります。 何度も教える必要がある仕事は任せず、 1、2回教えればできる仕事だけを やってもらうべきです。 なかなか覚えてくれない部下に、 いつかは覚えてくれるだろうと 期待しているならば、それは甘い考えです。 今どきの若者は 私たちが思っている以上にドライです。 仕事を任せる人選を間違えると、 会社の成長が遅れてしまいます。 そして、それに気づかずに 今のまま仕事を任せ続ければ、 なかなか育たないことへのストレスで 精神的に参ってしまうかもしれません。 そうならないためにも、 まずは任せる人を間違っていないか、 もう一度確認してみてください。 それが、会社の成長を早め、 ストレスの軽減にもつながっていくのです。

後悔しない方法

池本克之です。 待ち合わせに 30分遅れて来た友人がいました。 「お前連絡せーよ!」 「メールしか知らないので電話できんかった」と いうのですが、これはよくある話です。 他人の振る舞いを見て、 自分の行動を直そうと思うことが大切です。 しばしば、「売上が上がらない」 「社員が言うことを聞いてくれない」と 嘆いている経営者がいますが、 そういう人ほど、 やらなければならないことが分かっていても、 「時間がない」と言って後回しにしてしまう 傾向があります。 何をしなければならないのかは 理解しているにもかかわらずです。 目先のことに捉われすぎて、 大切なものを見失っていないでしょうか? 先に手を打っておけば、 後から苦しむことはなくなります。 売上に関して言うならば、 私のクライアントである方がこんな経験をしました。 彼女はファイナンシャルプランナーで、 特に住宅ローンの削減を専門としています。 事業を始めた当初は年商がほぼゼロでした。 しかし、その後年商400万円に成長し、 2年で年商2000万円まで伸ばすことができました。 ここで、あなたにも考えていただきたいのです。 立ち上げ当初、 年商がほぼゼロだった彼女が とった行動とは何だったのでしょうか。 それは、営業教育をビジネスとしている企業と アライアンスを組んだのです。 保険の営業マンのお客様に 住宅ローンの削減サービスを販売してもらいました。 その結果、短期間で売上が上がり、 コストをかけずに新規のお客様を集めることができ、 他の企業とのアライアンスのきっかけにもなりました。 もちろん、相手の企業にも メリットがあるように提案をしています。 それが今でも継続してお互いの ビジネスを順調に伸ばしています。 わかっているのに行動できない人は多いです。 それには何らかの事情があるかもしれません。 しかし、今動かなくて後から後悔するよりも、 今動いて後悔した方がよっぽど良いのではないでしょうか? なぜなら、時間は待ってくれないからです。 何でも後回しにしていると気持ちも悪くなります。 それよりも、彼女のように すぐに行動に移して結果を早く出す方が、 気持ちの面でもビジネスの面でも メリットが大きいのではないでしょうか。 PS 当たり前のこと、誰でもわかっていること、 やることの小さな積み重ねが やがて大きな成果を生むのです。

あけましておめでとうございます

池本克之です。 あけましておめでとうございます。 今年は巳年ということで 成長、変革の年だそうです。 ヘビが脱皮して、成長、新陳代謝を することから着想したのでしょう。 世の中は変化のスピードが速く、 今年も思いもよらない出来事が きっと起こることでしょう。 何が起こるかはわかりませんが、 何かが起こることは間違いありません。 その時、慌てず、対応を間違わない ためにも日頃から変化に対する備えを 万全にしておきたいものです。 変化には変化で備えることが 有効だと私は考えています。 蛇行してでも止まらず進む。私はこれが今年のテーマです。 20250101