池本克之です。
管理職の中には、
「なかなか成果を出すことが
できない部下をどうすれば良いのか…」
と悩んでいる方が多いようです。
成果が出ないと気になるし、
何とか支援したいと思うのは当然です。
部下が成長しなければ
自分が動かざるを得なくなり、
評価にも影響するかもしれません。
しかし、もし仕事を任せる人選を
間違えていたらどうでしょうか。
そのためにチームの成果が
最大化できていない可能性があります。
仕事を任せる人を間違えると
様々な弊害が生じますが、
その中の一つに時間の浪費があります。
誰もが仕事を一度で
覚えられるわけではありません。
しかし、
今どきの若者は無理に頑張ることをせず、
覚えるのが難しいと感じると
簡単に投げ出す傾向があります。
さらに、それを悪いことだと思っていないのです。
時間をかけて教えた挙げ句、
途中で「やーめた」と言われてしまったら、
効率が悪く、時間の無駄だと言う他ありません。
なので、何度も指導しても覚えない若者には、
その仕事を任せるのをやめれば良い
という結論になります。
何度も教える必要がある仕事は任せず、
1、2回教えればできる仕事だけを
やってもらうべきです。
なかなか覚えてくれない部下に、
いつかは覚えてくれるだろうと
期待しているならば、それは甘い考えです。
今どきの若者は
私たちが思っている以上にドライです。
仕事を任せる人選を間違えると、
会社の成長が遅れてしまいます。
そして、それに気づかずに
今のまま仕事を任せ続ければ、
なかなか育たないことへのストレスで
精神的に参ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、
まずは任せる人を間違っていないか、
もう一度確認してみてください。
それが、会社の成長を早め、
ストレスの軽減にもつながっていくのです。
池本克之です。
待ち合わせに
30分遅れて来た友人がいました。
「お前連絡せーよ!」
「メールしか知らないので電話できんかった」と
いうのですが、これはよくある話です。
他人の振る舞いを見て、
自分の行動を直そうと思うことが大切です。
しばしば、「売上が上がらない」
「社員が言うことを聞いてくれない」と
嘆いている経営者がいますが、
そういう人ほど、
やらなければならないことが分かっていても、
「時間がない」と言って後回しにしてしまう
傾向があります。
何をしなければならないのかは
理解しているにもかかわらずです。
目先のことに捉われすぎて、
大切なものを見失っていないでしょうか?
先に手を打っておけば、
後から苦しむことはなくなります。
売上に関して言うならば、
私のクライアントである方がこんな経験をしました。
彼女はファイナンシャルプランナーで、
特に住宅ローンの削減を専門としています。
事業を始めた当初は年商がほぼゼロでした。
しかし、その後年商400万円に成長し、
2年で年商2000万円まで伸ばすことができました。
ここで、あなたにも考えていただきたいのです。
立ち上げ当初、
年商がほぼゼロだった彼女が
とった行動とは何だったのでしょうか。
それは、営業教育をビジネスとしている企業と
アライアンスを組んだのです。
保険の営業マンのお客様に
住宅ローンの削減サービスを販売してもらいました。
その結果、短期間で売上が上がり、
コストをかけずに新規のお客様を集めることができ、
他の企業とのアライアンスのきっかけにもなりました。
もちろん、相手の企業にも
メリットがあるように提案をしています。
それが今でも継続してお互いの
ビジネスを順調に伸ばしています。
わかっているのに行動できない人は多いです。
それには何らかの事情があるかもしれません。
しかし、今動かなくて後から後悔するよりも、
今動いて後悔した方がよっぽど良いのではないでしょうか?
なぜなら、時間は待ってくれないからです。
何でも後回しにしていると気持ちも悪くなります。
それよりも、彼女のように
すぐに行動に移して結果を早く出す方が、
気持ちの面でもビジネスの面でも
メリットが大きいのではないでしょうか。
PS
当たり前のこと、誰でもわかっていること、
やることの小さな積み重ねが
やがて大きな成果を生むのです。
池本克之です。
あけましておめでとうございます。
今年は巳年ということで
成長、変革の年だそうです。
ヘビが脱皮して、成長、新陳代謝を
することから着想したのでしょう。
世の中は変化のスピードが速く、
今年も思いもよらない出来事が
きっと起こることでしょう。
何が起こるかはわかりませんが、
何かが起こることは間違いありません。
その時、慌てず、対応を間違わない
ためにも日頃から変化に対する備えを
万全にしておきたいものです。
変化には変化で備えることが
有効だと私は考えています。
蛇行してでも止まらず進む。私はこれが今年のテーマです。