他人の力を使ってレバレッジをかける

池本克之です。 どんなにうまくいっている会社でも、 いつ、どのような状況になるかはわかりません。 今、利益が出ていたとしても、 来年も3年後も10年後も、 その利益が保証されるわけではありません。 順調に売上を伸ばしていた会社が、 突然、急降下することもあるのです。 一方で、 現在、利益が出ていない会社が、 「今は我慢のときだから、 景気が回復すれば、売上も上がるはず」 と楽観的に考えて ただ待っているでしょうか? そんな社長はいないはずです。 多くの社長は、 常に先を見据えて行動しているのではないでしょうか。 そして、きっとあなたも その中の1人だと思います。 売上の柱は、いくつも持っておいたほうがいい。 実際、私自身が何度も活用していて、 「どんな状況になっても確実に会社を成長させられる」 と確信しているものがあります。 それが「アライアンス」です。 アライアンスは、 資本が少なく、広告予算も大きくかけられない会社が 勝ち抜くための方法だと考えています。 どのような企業であっても、 アライアンスの正しいやり方を知っていれば、 必ず実践できるようになります。 では、アライアンスの目的とは何か? それは、 「あなたの会社が成長するために 足りない資産を補うこと」 です。 例えば、 あなたの会社が成長するために 「お客さんの数を増やすこと」 が重要だと考えたとします。 では、そのために必要なのは 何でしょうか? -商品のアイテム数でしょうか? -営業力でしょうか? -倉庫スペースでしょうか? このように、 具体的に必要なものを明確にすることで、 アライアンスの提案を考えやすくなります。 アライアンスの提案は、 「何が足りないのかを認識すること」 から始まります。 アライアンスは、 資本が少なく、広告予算を大きくかけられない会社が 勝ち抜くための強力な手段です。 では、あなたの会社が成長するために 今、足りないものは何でしょうか? そして、それを補うために必要なものは 何でしょうか? これらを明確にすることで、 あなたの会社に合った企業を 見つけやすくなります。 そして、 あなたが実現したいことを、 何倍ものスピードで達成することができるでしょう。

ルールを守ることは本当に正しいのか?

池本克之です。 業務の効率化や生産性の向上を目的に、 仕事の進め方について 社内ルールを定めている企業は 多いのではないでしょうか。 実際、僕も部下を動かす際には、 「ただ信じて任せるだけでなく、 ルールが大切だ」 と伝えています。 しかし、時にはルールを超えて 部下を信じることも重要になります。 今日はその話をしたいと思います。 ルール外の行動を取る部下に対して、 嫌な気持ちになる人は少なくないでしょう。 「なぜ、言われた通りにやらないんだ!」 「これがうちのルールなんだよ!」 と、強く叱責する上司もいるかもしれません。 また、ルールを守らない部下を見て 「この人はダメだな…」 と思ってしまうこともあるでしょう。 会社は組織で成り立ち、 ルールに従って運営されています。 そのため、 部下のルール外の行動を嫌がるのは、 ある意味当然のことかもしれません。 しかし、それだけでは 部下はルールに縛られ、 画一的な仕事しかできなくなってしまいます。 その結果、 部下自身が成長できなくなってしまうのです。 時には部下を信じ、 ルールを破ってでも臨機応変に対応することを 認めることが必要です。 実際、「業務の効率を上げるために作ったルール」が、 かえってメンバーの行動を制限し、 仕事の生産性を低下させてしまうケースは 珍しくありません。 さらに、 「ルール以外の行動は絶対にできない」 という考えが浸透してしまうと、 いざという時に適切な判断ができなくなることもあります。 その結果、 上司はイライラし、 部下は、 「これが会社のルールなのに…」 「自分はルール通りにやったのに…」 と、不満を抱え、 上司への信頼が薄れていくのです。 仕事をしていると、 すべてをルール通りに進めることはできません。 時には臨機応変な対応が求められます。 もちろん、 コンプライアンスなど、 絶対に守るべきルールについては 厳しく徹底しなければなりません。 しかし、業務の進め方に関するルールについては、 時には柔軟に対応し、 「ルールに縛られない思考や行動」を 評価することも大切です。 そうすることで、 部下は「上司が自分を信頼してくれている」と感じ、 仕事へのモチベーションにもつながります。 ルールを守ることは非常に重要です。 しかし、時にはルールを超えて 部下を信じることが、 大きな成功につながることもあるのです。 PS 組織学習経営に必要なメソッドが学べる お勧めのセミナーがあります。 以下をチェックしてください ↓ 詳細はこちら

どちらが正しいのか?

池本克之です。 ある目的地に移動する場合、 私は事前に移動手段を調べて 時間を逆算して動く。 調べた時間通りに出発すれば その通りに到着するのだから 出発時刻までは他の仕事をする。 しかし、ある人は同じように 調べたとしても出発時刻よりも 早く出発する。 なぜなら、道中でアクシデントが あるかもしれないと考えるからだ。 だから、30分前に出発する。 結果的に、目的地に着く時間は 違ってもそこで行われる 会議が始まる時間に変わりはない。 時間に対する捉え方に どちらが正しいも間違いはない。 あるのは価値観の違いだけだ。 そして、価値観の違いがあることは 誰もが認識してほしい。 違いがあるから新しい発見がある。 そして、時間通りに到着すればいい。