池本克之です。
強い組織を作るには
良い人を採用することに尽きる。
良い人とは
あなたの会社の価値観にあった
人材のことだ。
最初から良い人を採用できれば、
後々、問題が起きることは少ない。
そんなことはわかっているけど、
すでに採用してしまった人を
解雇するわけにはいかない。
今いる人をどうすればいいのか?
私がある成長中のベンチャー企業の
経営者だった頃の話だ。
私がすることに対して
ことあるごとにあれこれ文句を言う
スタッフがいた。
正直に言って、私は彼が苦手だった。
だから彼を避けるようになっていた。
しかし、ある日彼への見方がまったく
別のものに変わったのだ。
偶然、彼と食事をすることになり、
そこでじっくり話をしたのだ。
彼と話してわかったことが、
彼は誰よりも会社を愛している
ということだったのだ。
そして、彼が私にあれこれ文句を
言ってきていたのは、私への期待の
裏返しだったことがわかった。
だから、
私は彼に対する見方が大きく変わり
接し方まで変わっていった。
そして、
想いを伝えた彼も
私に対する接し方が変わった。
このように、
お互いを深く理解することで
相手に対する見方が変わる。
今いる人をどうすればいいのか?
変えよう、排除しよう、無視しよう
とする前にその人を本当に深く
理解しているか?
やるべきことがある。
池本克之です。
日本理化学工業さんの
工場見学をさせていただいた際のことです。
粉の出ないチョークを製造している会社で、
社員74名のうち、知的障害者が
55名いるとして有名です。
しかも、その生産性が高いということに興味を持ちました。
この日、駐車場には落書きがありました。
これは近所の小学校3年生180人が見学に来て、
全員が一度に工場に入れないため、
待っている間にチョークを渡して
自由に書いてもらったということでした。
見ているだけで楽しいものでした。
そして、この会社では
「6S活動」というものがあり、
6つのSから始まる決まり事があります。
例えば、整理、整頓、清潔などです。
全部Sから始まっています。
これを6つ作り、社内に掲示しています。
こうした規則をみんなできちんと守り、
育て、運営しています。
当たり前のことを徹底することが大切だと感じます。
これは、私やあなたの会社でも同じで、
社員は自らが決めた目標や
決まり事に対しては守ります。
しかし、反対に社長や上司から
言われたことを単にこなすだけというのは、
あまり乗り気になれないものです。
なぜなら、やらされていると感じるからです。
人間とはそういうものです。
だけど、自分で決めたことに
対しては責任を持ち、守ろうとします。
組織学習経営は、今いるスタッフが
それぞれ自分で課題を見つけて、
それを解決しようとする経営のやり方です。
現在は、社長であるあなたが
いつも社員に何かの指示をして、
社員がそれに従って動くという状況かもしれません。
しかし、組織学習経営になると、
会社にいる個々がそれぞれに課題を見つけて、
それを解決しようと自分で考え、
行動するので状況が変わってくるはずです。
そうなると、あなたの手も空き、
他の仕事に手をつけることができるようになります。
そして、止まっていた仕事が
スムーズに動くようになり、
あなたの仕事の生産性は今よりも
遥かに高くなり、売上も上がるでしょう。
たった一人で仕事をしていない限り、
今いる社員で協力して会社を
継続させていかなければなりません。
ここで重要なのは、
外部から人を採用するのではなく、
「今いる」社員ということです。
社長であるあなたの仕事の
生産性をもっと上げるためには、
今いる社員が自立して行動しなければなりません。
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池本克之です。
帝国ホテルに行った際のことです。
帝国ホテルのランチは、
驚くほど高価ですが、
サービスの質を考えると、
その価値を感じるわけです。
それはどのようなことかというと、
お客様が求めることを求められる前に
提供するということです。
例えば、
席にご案内する。 注文をお取りする。 水を注ぐ。
など、一つ一つの所作に心配りが感じられます。
さすがです。
やはり質の良い所にはお客様が多く集まります。
いくら価格が高くてもその価値を求めてお客様が訪れます。
そして、その価値は決してお客様を裏切りません。
それはこのホテルのブランドにもなっています。
こんな風にスタッフが動いてくれたらどんなに良いでしょうか。
お客様のために、
お客様が必要としていることを先に見つけて動く。
きっとこのホテルの社長も安心して
毎日を過ごしているでしょう。
なぜなら、自分がいなくてもスタッフが全員
お客様のために率先して動いているからです。
そして、ここのスタッフは帝国ホテルで
働いているという誇りを持っているでしょう。
もし、あなたの会社でも社員があなたの会社に
誇りを持って働いてくれたらどんなに良いか。
きっとスタッフは家に帰っても
会社の自慢をするでしょうし、
誇りを持って人に話すことができるでしょう。
しかし、ただ毎日ルーティンの仕事を
単にこなしているだけだと感じていれば、
そんな風にはならないでしょう。
社員の本音はわからない。
それを聞こうとしても難しいものがあります。
しかし、組織学習経営ができれば、
社員たちが本音で話し合うことができます。
今まで内心では思っていても、
社員同士や社長にも言えなかったことでも、
素直に話すことができるようになるのです。
それがチームとして動く組織学習経営です。
本音で話し合うことができなければ、
いつまで経っても良い経営はできません。
なぜなら、社長一人だけの力では会社を伸ばすことが難しいからです。
ある程度の所までは行っても、その先には行けません。
社員全員の力が必要で、
それぞれが本音で話し合うことができれば、
会社は良い方向へと向かうのではないでしょうか。
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池本克之です。
何ごともやってみなければわからない。
やってみなくてもうまくいかないことが
わかっている場合を除いて。
昨日の夜遅く、大阪に着いた。
ホテルを予約してなかったが、日曜の夜なんて
どこも空いているから心配ない。
とタカをくくっていたが
空前のインバウンド需要を
すっかり忘れていた。
2024年10月の推計値で3,312,000人もの
インバウンドが来ているのだ。
年間では37,000,000人ほどになるだろう。
大阪に着いてから、あるホテルに電話して
「今晩空いてますか?」
と訊いてみた
「ご1泊60,000円の部屋が空いてます」
デラックスダブルルーム朝食付き
だそうだ。
高い。
正直言って高い。
別に払えるよ。でも、高い。
明日の朝は、9時前にはチェックアウトする
予定なので、これから向かって滞在時間は
8時間くらい。時間単価が7,500円だ。
安いホテルならそれで1泊できる。
「じゃあ、やめときます」と
他を探してもよかったんだけど
試しに言ってみた
「40,000円になりませんか」
それでも時間単価は5,000円するのだが
路頭に迷いたくはないし、
予測を誤ったペナルティーで覚悟を決めた。
ホテルにしてみれば、
部屋を空けておくより安くても
使ってもらった方がいいはず。
意外とすんなり予約を受けてもらった。
次回はせめて20,000円台を
予約してから出張しよう。
でも、言ってみるもんだね。
池本克之です。
岡山に行った際のことです。
予約していたレンタカーの
手続きをしようと店を訪れたところ、
店を間違えていると言われました。
同じ会社の別の店が
徒歩1、2分のところにあり、
そちらに予約していたのですが、
間違えてこちらの店に来てしまったのです。
その日は台風の影響で外は大雨でした。
この土砂降りの中を歩くのは
辛いものがありますが…
仕方がないので歩き始めたその時、
さっきの店の女性が走って来て
「道を案内します」と言いました。
「この階段を使うと屋根があるので、
ほとんど雨に打たれませんよ!」と
教えてくれました。
彼女は店を飛び出してきたので、
傘をさしていませんでした。
私はその親切な彼女の姿勢に心から感動しました。
そして、次回からはこちらの店を利用しようと思いました。
もし、あなたの会社がこんな親切な
社員ばかりだったら、どうでしょうか?
きっと、そのような社員と接したお客様は
いつも良い気分で帰ることができるでしょう。
また、社内の雰囲気も良く、
社員たちは自主的に
「お客様にはこうした方が良いな」と
考えて行動してくれるでしょう。
しかし、現実はそうもいかないことが多いです。
自分から考えて動く社員ばかりではありません。
社長が指示をしなければ
動かない社員が多いため、
社長は会社を安心して任せることができません。
任せたらどうなるか分からないからです。
そのため、社長は毎日忙しく働かなければなりません。
しかし、いつかは誰かに会社を
任せなければいけない日が来ます。
ずっと自分がとはいきません。
人間には寿命があります。
しかし、下手に任せて
会社が潰れてしまったら元も子もありません。
だからこそ、組織学習経営が必要なのです。
今のうちから、今いる全社員が
個々に自立して仕事をこなしてくれたら…
あなたがいなくても、
いつも通りに売上が上がり、
お客様から不満も言われず、
順調に成長していたらどんなに良いでしょう。
あなたがいつか引退したとしても、
安心して家族と過ごすことができるでしょう。
そして、
「あの会社は社長が代わっても
変わらずに伸びているね」と
周囲からも言われるかもしれません。
それを実現させるのが組織学習経営です。
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池本克之です。
名古屋駅からタクシーに乗り、
15分ほど走ったところで
目的地に到着しました。
料金2,860円を
支払おうとしたのですが…
1,000円札がない。
まあ、よくあることですので、
10,000円札で支払いました。
すると、タクシーの運転手さんから
「お釣りが細かくなりますけど、
よろしいですか?」と言われました。
これもよくあることですので、
仕方ありません。
「はい、大丈夫ですよ」と答えました。
しかし、1,000円札が4枚しかないらしく、
「あとは500円と100円になります」と…。
まあ、ないものは仕方ありません。
しばらく運転手さんが釣銭を
整理していましたが、
結局7,000円以上のお釣りを
用意することができないとのこと。
1,000円札が4枚と
小銭がたくさんあるのに、
それでも足りないとは
どういうことなんでしょう…。
「お釣りを持たずに商売をする
とはどういうことですか」と
心の中で思いつつも、
「それでは、私が両替して
きましょうか?」と提案しました。
ちょうど目の前に郵便局があったので、
お客である私が、
釣銭を用意していないタクシー会社の
代わりに両替をしに行きました。
ここで少し考えてみていただきたいのです。
もし、このタクシー会社の社内で、
「お客様をお乗せする際には、
お釣りが必要になるので、
事前にしっかり準備しておくこと」
という基本的な
ルールがあったとしたら、
どうだったでしょうか。
もし、社員がそのように教育されていたら?
もし、その制度が会社内に整備されていたら?
そして、もし全社員がそのルールを守っていたら?
きっと違う展開になっていたかもしれません。
とはいえ、全社員に
徹底的に教育を行き渡らせるのは
大変なことです。
決して簡単なことではありません。
しかし、
それが結果的にお客様のためになり、
社員や会社が成長することに
繋がるのであれば、
やるべきことだと思います。
例えば、このタクシーの運転手さんが
別のお客様を乗せていたら、
「お釣りがない」ということで
文句を言われていたかもしれません。
しかし、「お釣りを必ず用意しておく」
という社員教育がきちんとなされていれば、
そのような問題は起きなかったでしょう。
今回はタクシー会社を例に挙げましたが、
これはどの会社にも当てはまる話です。
組織として社内がまとまっていれば、
もっとお客様から感謝され、
会社の成長もより早くなるのではないでしょうか。
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池本克之です。
一体感のあるチームにとって
最大の敵はセクショナリズムだ。
これがある限り、
他のセクションに対して
協力はしない。
なぜなら、他のセクションは
自分たちのセクションにとって
関係がないと考えるからだ。
では、どのようにすれば
セクショナリズムのない
チームが作れるのだろうか?
私は、
「チームが得たい最高の将来像」
を1つにすることが重要だと考えている。
そして、そのために必要なのが、
「ミッション・ビジョン・バリュー」
の共有だ。
あなたのチームには
この3つがあるだろうか?
そして、
スタッフに共有するだけではなく、
スタッフは共感しているだろうか?
共感するにはスタッフにとって
メリットがなければならない。
多くの会社では、
これら3つがあったとしても
スタッフが共感していない。
ただの「飾り」にならないように、
メリットがあることを繰り返し
伝え続けることが重要だ。
どれだけ時間がかかったとしても
これをやらない限りは、今以上に
チームの一体感は高まらないだろう。
あなたの会社でもメリットのある
ミッション・ビジョン・バリューを作り
伝え続けてほしい。
池本克之です。
原稿と格闘していた時のことです。
もう75,000文字を書き終えており、
あとはまとめるだけというところまで
来ていました。
しかし、モノを創り出すには
知力も気力も必要です。
まだ先は見えないようです…
もちろん、何でもそうですが、
新しいものを作ろうとする時は
力が必要です。
それは、ほんの少しの
力だけでは足りず、
大きな力が必要になります。
もちろん、たった一人の
力だけではありません。
組織をまとめなければならない
時もそうです。
膨大な力が必要になります。
ですが、それをすることによって、
会社が今よりも伸びることは
分かっています。
しかし、すぐに効果が出る
わけではありません。
逆に、すぐに効果が出るのは面白いです。
例えば、マーケティングなどは
効果が出るのも早いでしょう。
ですが、マネージメントや組織全体を
まとめ上げるということは、
すぐにはできず結果が出るのも遅いです。
だからあまりやりたくないです。
というより、先に結果が出る方に
フォーカスしてしまいがちです。
それに、何かをやろうとすると、
社員から文句を言われるかもしれません。
ですが、会社を存続させるためには
いつかはやらなければならないことです。
会社を存続させるためには
組織全員の力が必要です。
そしてそれは、外から誰かを
入れるのではなく、今いるメンバーで
作り上げる方が一番早くて近道です。
それが組織学習経営のメインでもあります。
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池本克之です。
以前、10日間連続で
仕事が続いたことがありました。
場所も曜日ももちろん
仕事には関係ありません。
しかし、、、
このまま10日間のパフォーマンスを
どう想像するかが重要です。
私は、新しいブーツとコート、
それに新しいシャツとデニムを
バッグに詰めてみました。
それだけで気分が上がりました。
なんて経済的なのでしょう!
たったこれだけのことで
人間の感情って変わるものです。
例えば、
あなたの会社の社員も
会社の雰囲気が明るかったり、
社員同士がお互いに会話をすることが
習慣になっていたら、
毎日会社に行くことが
楽しみになるでしょう。
そして、常に社員は気持ちが前向きで、
仕事に対しても真剣に取り組むことが
できるのではないでしょうか。
しかし、そうは言っても最近は
仕事での接点がなく、そもそも
違う部署の人だとなれば、
全く会話をしなかったり、
もしくは、したとしても一日に一言
交わすかどうかだったりします。
これでは、同じ会社の中にいても
隣人のことを知らないのと同じです。
隣の家の人がどんな人なのかわからないと、
もし何かあった時に助け合ったり、
協力を依頼したりすることもないでしょう。
会社でも同じで、例え違う部署であっても、
同じ会社に縁があって入っているわけですから、
何かあった時にはお互いに協力することが
大切ではないでしょうか。
そうすることで何か問題が起きた時には、
お互いに協力して
考え行動することができます。
こうなったら社長のあなたがいなくても
社員が勝手に問題を解決してくれる
ようになります。
とても良いことです。
組織学習経営をしていると
社内の関係性も良くなってきます。
これからは社長一人ではなく
社員一人一人がお互いに力を合わせて考え、
そして行動していくことが重要です。
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池本克之です。
私は、小中高大とすべて
異なる地域の学校に通いました。
そのため、幼馴染が一人もいません。
あるとき、中学校の同窓会が
開催されました。
当時住んでいた街に、
懐かしい面々が集まりました。
集まったのは、当時7クラス、
およそ250人の中から
選りすぐりの12人でした。
多感な時期を共に過ごした
仲間たちにはそれぞれの
人生があります。
そのドラマを知ることは
純粋に楽しいです!
俺もお前もいろいろあったなあ。
あれから数十年過ぎた
とは思えません。
昨日も一緒に
机を並べたかのような時間が、
夢のように過ぎていきました。
確か、100人を集めて同窓会を
開くと言っていましたね。
もう一度、その夢のような
時間に身を置きたいです。