池本克之です。
週末に都心から近い、名門といわれる
ゴルフ場にお誘いいただきました。
友人の友人がメンバーなので、
やっとプレーできました。
そういうハードルがあるものなんです。
ただし、さすがにいいコースでした。
コースのメンテナンスやサービスも
もちもん素晴らしいのですが、
メンバーやそこでプレーする人たちの
立ち振る舞いが素晴らしいのです。
みなさん社会的な立場がある方々。
そ
ういう人たちが集まる場所だから
名門なのか、名門だから集まるのか。
こう言っては何ですが、少々安い
ゴルフ場にいるような輩はいません。
立ち振る舞いが地位を作り
地位があるから美しく振る舞う。
こういった体験を重ねることで
人は磨かれるんだと感じます。
池本克之です。
私たち人間は、
全く知らない初めて会った人でも、
同じテーマで話し合うことで
相手との距離が近くなることがあります。
同じテーマについて話し合っているうちに、
だんだんと仲間のようにも感じてきます。
そして、初めて会ったとは思えないほどに
溶け込むこともあります。
これは、組織でも同じではないでしょうか。
同じ場所にいて同じものについて話し合っていると、
そこにいる人たちが仲間のように思えてきます。
それまではほとんど話したことがなかった人でも、
同じものについて話しているうちに
だんだんと距離が近くなっていきます。
また、今まではほとんど接点がなかった人同士でも、
これがきっかけでお互いのことを知る良い機会にもなります。
全員が同じテーマについて話し合うことで、
一体感が生まれやすくなります。
会社で何か目標を決めるときにも、
社長だけが決めるのではなく、
スタッフも一緒に巻き込んで考える方が
お互いの距離が近くなりやすいです。
また、一緒になって考える方が、
目標を自分事として捉えやすくなります。
すでに決められた目標があり、
それに向かって行動してほしいと言われても、
多くの人は動こうとしないでしょう。
なぜなら、自分で決めたわけではないからです。
誰かに決められたものよりも、
自分で決めたことの方が行動しやすいです。
それに、誰かに決められたものであれば、
決めた人は達成できると思っていても、
それを伝えられた人は達成できるとは感じないかもしれません。
もし、
「達成できないかもしれない…」
「なんだか難しそうだな…」
「そんなの無理だよ…」
と感じていれば、
行動を起こすのに抵抗を感じるようになります。
「自分が決めたものではないからどうなってもいいや」
とも思うかもしれません。
そして、だんだんと仕事が他人事になっていくでしょう。
これでは組織が伸びることはなく、
成長もしないでしょう。
達成したいものも達成しにくくなってしまいます。
組織で一緒になって同じものへ
向かって進んでいきたいと思うのなら、
目標を決めるときにはスタッフも巻き込んで
一緒に決めることが重要です。
決める過程にスタッフがいれば、
自分も関わっているという気持ちを持つことができます。
そして、仕事を自分事として捉えやすくなります。
人間は、同じテーマで話し合えば、
相手との距離が近くなり、
仲間のように感じることができます。
組織が一つにまとまるためにも、
また、同じ方向を向いて仕事を進めるためにも、
目標を決めるときにはスタッフも巻き込んで
一緒に決めることをお勧めします。
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池本克之です。
人を育てるのは難しい。
そもそも「育てる」側も
完璧ではないのだから。
良い人材と判断をしたから
採用して、評価制度に沿って
公正に評価をする。
評価が低い部分を中心に
計画的な教育をする。
成長するチャンスも与えた。
それでも、育たない人がいる。
もちろん、本人にも責任はある。
しかし、人を育てる力がなかった
という点も否めない。
会社を成長させるには
個人の成長が欠かせない。
個人を成長させるためには
教育する必要がある。
そして、それは社長である
あなたの最大の仕事だ。
完璧ではない自分を認め
社員以上に学ばなくてはならない。
池本克之です。
今の若者は、
私たちの時代とはまったく異なります。
仕事に来ないと思えば、
「やる気が出ないので休みます」と
平気で言う人もいるようです。
それ以外にも、
「もう辞めます」
「私たちの世代とは違うんです…」
と言って上司を困惑させることもあります。
私たちと今の若者は
考え方や志向が異なることを
理解しなければなりません。
そうでなければ、いまどきの若者に
振り回されることになります。
それではいくら時間があっても足りず、
いちいちイライラしていては仕事も進まないでしょう。
そんないまどきの若者に
言ってはいけない言葉の一つに、
「頑張れ」があります。
いまどきの若者を励ますために、
つい言ってしまいそうな一言です。
昔の若者なら
「全力を尽くして頑張れ!」
「期待しているから頑張れ!」
と言って肩を叩いても問題はなかったでしょう。
しかし、今の若者に同じことをすると
プレッシャーを感じて委縮してしまいます。
決して期待を背負わせるような
応援をしてはいけません。
プレッシャーを感じると、
「失敗したらどうしよう…」
「自分の責任になるのかな…」
「失敗したら怒られるかも…」と思い、
最初の一歩を踏み出すのにも
時間がかかってしまいます。
そして、自分の能力を
最大限に発揮できなくなります。
その上失敗してしまえば、
落ち込み、やる気を失うことへと繋がります。
このままでは、出してほしい成果を
出してもらうのは難しいでしょう。
ここで少し私の話をしますと、
最初に入社した会社で
海外に出向したことがあります。
当時は英語もそこまで上手ではなく、
マーケティングの知識もほとんどなく、
外国人との交渉経験も皆無でした。
そんなある時、私は1人で
クライアントのところに出張することになり、
不安を抱えていました。
すると、出発の日に上司が
「池本、Believe yourself」と
声をかけてくれました。
「自分を信じて、存分にやってこい」
という上司の気持ちが伝わり、
肩の荷が下りたのをよく覚えています。
言葉のかけ方の違いで、
気持ちが軽くなることは誰にでもあります。
今の若者と私たちとでは
考え方や志向が異なるかもしれませんが、
そのような中でもうまく活用できるように、
まずは今の若者の志向を知ることが
重要ではないでしょうか。
それが、仕事を円滑に進めることになり、
人間関係を円滑にすることにもなると考えています。
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池本克之です。
人間は、いくつになっても
褒められることが嬉しいものです。
頑張ろうと思えるようになり、
自分に自信がつくこともあります。
そして、それがモチベーションへと繋がっていきます。
モチベーションを上げる方法の一つに、お金があります。
しかし、長い目で見れば
達成感や他人から感謝されたり、
人の役に立ったという思いが
モチベーションの維持につながると感じています。
社長の中には、
あまりスタッフを褒めない、
褒めていないという方もいるかもしれません。
特に、自分と近い関係にある
幹部などになると褒める回数が
減っているのではないでしょうか。
多くの人は、人の良いところよりも
悪いところに目が行きがちです。
そして、そこを注意してしまいます。
注意することばかりに注力し、
他の良いところが見えていないと、
スタッフとの関係性が悪くなります。
関係性が悪くなると仕事もやりにくくなり、
やりたいことを実現するのにも
時間がかかってしまいます。
どのような人も悪いところばかりではありません。
あなたと一緒に働いているスタッフを
よく観察してみることで、スタッフの良いところや
頑張っているところがきっと見つかるはずです。
普段は忙しいため、
意識してスタッフを観察することは
ないかもしれませんが、
やってみることできっと気付きがあるでしょう。
人間は、いくつになっても
褒められれば嬉しくなります。
評価されたり、感謝の言葉を
言われたりするだけでもとても
嬉しい気持ちになります。
当たり前だと思っていることでも、
言葉で伝えると素直に嬉しいです。
そして、それがモチベーションへと繋がります。
お金ももちろん大切ですが、
「最近、スタッフに感謝の言葉を伝えていなかったな…」
「やって当たり前だと思っていたな…」と思ったら、
スタッフの行動を改めて観察してみてください。
きっと新たな発見があるはずです。
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社員のモチベーションアップはとても重要です。
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池本克之です。
先日、採用をテーマに
webセミナーを開催した。
どんな人を採用すればいいのか?
これを話すと必ず思い出すことがある。
面接にやってきたある人が
「私は、何でもできる」と言い張るのだ。
そんなわけないだろう。
具体的に何ができますか?
と訊いても
「とにかく何でもできる」 としか答えない。
経験
したことがなくても
知識がなくても
とにかく「できる」と言っていた。
おそらく「何でもやります」と
同じ意味で使っていたのだろう。
しかし、自分の強み、得意分野、
すぐに成果を出せることがわかっている
方が「何でもできる」より市場価値は高い。
それが、わかってないんだな。
池本克之です。
技術は日々進歩しています。
ロボットもその一つです。
ロボットが存在することで、
スタッフの仕事の効率を上げたり、
サービスの充実を実現できるようになります。
しかし、技術が進歩しても、
人間にしかないものがあります。
それが、感情です。
感情があることで、
共に喜び、共に悲しむことができます。
相手の気持ちに寄り添い、
共に感情を共有することもできます。
ロボットにできることは多いかもしれませんが、
人間だからこそ感じることができるものも多く存在します。
組織で働いていると、
様々な人がいるため、
時にはお互いの感情がぶつかることがあるでしょう。
しかし、そのような状況も乗り越えて、
再び心を一つにして同じ目標に向かって
進んでいけるのも、人間だからこそではないでしょうか。
人間の感情はとても複雑ですが、
その中でも人間関係を円滑にするポイントがあります。
それは、相手の話をよく聞くことです。
相手が何を伝えようとしているのか、
何を求めているのか、
どうしてほしいと思っているのかを正しく知るためには、
相手の話を傾聴する必要があります。
相手が話している間に、
「次はこれを言おう」と考えながら聞いていると、
重要なところを聞き逃すことがありますし、
相手が求めているものとは異なることを
伝えてしまうこともあります。
どんな人も、自分の話を聞いてもらえたと
感じると嬉しくなります。
また、その人に話をしてみようと思うことでしょう。
このようなことが積み重なると、
少しずつ信頼関係が構築されていきます。
私たちは、たった一人の力では
できることに限りがありますが、
自分以外の人たちと力を合わせることができれば、
できることは大きく広がります。
せっかく組織で仕事をしているのだから、
組織の力を一つにして同じ目標に向かって
進んでいきたいものです。
そのためには、相手の話に耳を傾けることから
始めてみてはいかがでしょうか。
ロボットは便利かもしれませんが、
人間だからこそ感じられる感情が私たちにはあります。
嬉しい気持ちや悲しい気持ち、
そして悔しい気持ちも、
様々な感情を共に共有しながら前に進めるように、
最近忙しくてなかなかスタッフの声に
耳を傾けていなかったと感じる方は、
これを機会に今日は耳を傾けることを
意識してみてはどうでしょうか。
それが、信頼関係のある強い組織を
作っていくのに繋がるでしょう。
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スタッフとのコミュニケーションで頭を悩ませている方は、
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池本克之です。
朝は大事な時間だと言われる。
メンタルにもフィジカルにも
影響が大きい。
精神科のドクター、プロのトレーナー
といった専門家もYouTubeなどで
朝にやるべきことを発信している。
日経新聞によると
経済活動でも朝活、朝型に根強い
人気があるという。
コロナがきっかけで朝活、朝型が
盛んになり、その動向がいまだ続いて
そのまま朝型が定着している。
大手のカフェチェーンでは
オープン時間を2時間早めてメニューを強化、
各席に電源をつけて朝型に対応している。
カラオケ店でも朝食付きパックを始め、
働く人だけでなく、シニア層も取り込んだ
朝型の利用を促進している。
それだけ需要があるということだ。
大事な時間とわかっているのなら
その時間を何に使うのか?
将来を決めるのは朝なのだ。
池本克之です。
組織のトップにいる人は、
常に成功者とは限らない。
「社長」と聞けば、
地位も名声も手に入れ、
ゴルフや会食を楽しんでいるようなイメージがあるが、
実際は、経営不振に悩んだり、
社員の離職が続いたり、
日々、困難を抱えているものだ。
じつに孤独なもの。
しかし、社長たるもの、弱音を吐くことはできず、
絶えず打開策を考え、
苦境を抜け出すために模索するだろう。
なぜなら、自分の下で働くスタッフの、
生活がかかっているからだ。
もし会社の経営が傾き、
充分な賃金を支払うことができなくなれば、
スタッフや、その家族を
路頭に迷わせることになる。
だからこそ、日々、経営のあり方を注視し、
会社の業績を伸ばすことを、
本気で考えているのだ。
しかし、スタッフの意識はそれとは違う。
社長が新たな達成目標を提示したり、
より高い成果を求めたりすると、
「そんな数字は無理だ」
「これ以上のことはできないよ…」
と、難色を示す場合が多いだろう。
社長はスタッフへの還元を見据えて、
会社の成長、売上の向上を目指しているのに、
スタッフにはその意図が伝わらない。
今までより仕事量が増える、
難しそうで、時間もかかる、
などと、スタッフはネガティブな思いにとらわれる。
そして、
その仕事ができない、という、
もっともらしい理由を探すのだ。
これでは、組織として大きな飛躍はできないし、
そうなるとスタッフの賃金だって上がらない。
では、社長の思いを、
どのように伝えて現場を動かしていけばよいのか?
それは、全員の思考法を変えることだ。
「できない理由探しをやめる」こと。
そして、
「できる方法、できる事を考える」こと。
もちろん、考えることで、
できないことができるようになるならば、
とことん考えてみるのがよい。
だが、大概は、
できないことについて、いくら考えてみたところで、
できるようにはならないだろう。
なのに、私達の心は、放っておくと、
ついついできないことの方へ傾いてしまう。
クヨクヨ、グダグダ、考えてしまう。
だから、意識して、
思考法を変えなければならないのだ。
皆が、悪い思考癖を捨て、
「できることをみつけ、実践する」という、
良い習慣が身に着くよう、トレーニングしよう。
そして、その結果が、良い形で自分たちに返ってくる、
ということを、スタッフたちに実感してもらうことが大切だ。
できないこと、
自分の力ではどうすることもできないことは、
考えるだけ無駄だ。
できないことについて、
あれこれ考えることで、
何かが変わるのならいいが、
できないことをいくら考えても、
実際はできるようにならない。
考えている時間が勿体ないし、
気持ちもネガティブになっていくだけだ。
考えてもどうにもならないことに対して、
不毛なエネルギーを注ぐくらいなら、
どんな小さなことでも、
できることを見つけて、達成するのがいい。
そして、小さな目標達成で満足してしまうのではなく、
その先の大きな目標をいつも見据えていよう。
社長とスタッフが一つの大きな目標に向かって、
一歩一歩確実に前進していくことが、
組織の大きな飛躍への、一番の近道だと言えよう。
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池本克之です。
管理職の中には、
「なかなか成果を出すことが
できない部下をどうすれば良いのか…」
と悩んでいる方が多いようです。
成果が出ないと気になるし、
何とか支援したいと思うのは当然です。
部下が成長しなければ
自分が動かざるを得なくなり、
評価にも影響するかもしれません。
しかし、もし仕事を任せる人選を
間違えていたらどうでしょうか。
そのためにチームの成果が
最大化できていない可能性があります。
仕事を任せる人を間違えると
様々な弊害が生じますが、
その中の一つに時間の浪費があります。
誰もが仕事を一度で
覚えられるわけではありません。
しかし、
今どきの若者は無理に頑張ることをせず、
覚えるのが難しいと感じると
簡単に投げ出す傾向があります。
さらに、それを悪いことだと思っていないのです。
時間をかけて教えた挙げ句、
途中で「やーめた」と言われてしまったら、
効率が悪く、時間の無駄だと言う他ありません。
なので、何度も指導しても覚えない若者には、
その仕事を任せるのをやめれば良い
という結論になります。
何度も教える必要がある仕事は任せず、
1、2回教えればできる仕事だけを
やってもらうべきです。
なかなか覚えてくれない部下に、
いつかは覚えてくれるだろうと
期待しているならば、それは甘い考えです。
今どきの若者は
私たちが思っている以上にドライです。
仕事を任せる人選を間違えると、
会社の成長が遅れてしまいます。
そして、それに気づかずに
今のまま仕事を任せ続ければ、
なかなか育たないことへのストレスで
精神的に参ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、
まずは任せる人を間違っていないか、
もう一度確認してみてください。
それが、会社の成長を早め、
ストレスの軽減にもつながっていくのです。