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2025年2025/10/13

「いまどき部下」を動かすしかけ

池本克之です。

拙著
『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』が、
ありがたいことに2025年現在、
電子書籍でのダウンロード数が
累計400万を超えた。

2022年11月には文庫化され、
今なお全国の書店にて平積みされている。

多くの読者に手に取っていただけている
ことは、著者としてこの上ない喜びである。

ここまで広く読まれているのには、
やはり理由がある。

この本のきっかけは、
ある経営者からの相談であった。

「若手の離職が止まらない。
新卒採用を続けるべきか」
といったものであった。

こうした悩みは今もなお、
数多くの経営者が抱えている。

私は本書の中で、
20代・30代の若い社員たちを
「いまどき部下」と呼んでいる。

彼らに対して、
「なぜこんなこともわからないのか?」
「何度言えば伝わるのか?」
と頭を抱える上司は少なくない。

しかし、私は彼らに慣れている。

なぜなら、弊社には10年以上前から
大学生インターンが常時2〜4名在籍しており、
日々の実務を共にしているからである。

また弊社にはいくつかの明確なルールがある。

・会社の価値観に沿って仕事をする
・同じようにできる人を育てるまでが
仕事である

このルールのもと、
社員たちは若手やインターンに対して
「正しい仕事のやり方」を
伝える役割を果たす。

これらの行動指針やルールは、すべて
「CCS(Corporate Culture Standard)」
コーポレート カルチャースタンダード
というツールに集約されている。

つまり、企業文化の基盤である。

冒頭の社長も、
最終的にこのCCSを作成し、導入、

「もしこれがなかったら
離職は止まらなかった。
想像するだけで恐ろしい」と語っていた。

つまり、
「いまどき部下」は扱いにくい存在ではない。

彼らの特性を理解し、適切に教育すれば、
しっかりと能力を発揮してくれる。

重要なのは、成功体験を積ませ、
そこから学習させることである。

そして社長自身が
いまどき社員に「仕事を任せる」と
腹をくくることである。

時代が変われば、
社員の価値観や働き方も変わる。

それを理解し、
社長自身の意識と行動を変えていかなければ、
組織も進化できないのである。

PS

400万ダウンロード超えと好評いただいている
『「いまどき部下」を動かす39のしかけ』の本
詳細はこちら

https://x.gd/utvvv

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