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2019年2019/12/04

あなたのビジネスは事業か?家業か?

池本克之です。



零細企業や個人事業主も含めた、
企業の生存率は

・5年で15%
・10年で6%
・20年で0.4%

と言われている。


一方、
帝国データバンク登録企業
に限った生存率は、

・5年で82%
・10年で73%

となっている。


帝国データバンクの調査は、
銀行や、大企業などの大口の融資元や
取引先からの依頼が
元となることが多いので、
比較的規模の大きな会社が中心となる。


その為、
会社の規模が小さい状態で、
長年会社を維持していくことは困難である
とも言える。


私はセミナーの会場で、「事業」と「家業」
違いについて話すことがある。

あなたはこの違いがわかるだろうか?




私は事業と家業の違いをこう定義している。



事業:
社長である自分がいなくなっても
回り続け永く成長し続けるビジネス


家業:
社長である自分がいなくなったら
終わりのビジネス



昔の私も含めて多くの社長は
会社の規模に関わらず「家業」
となっていることが多いのだ。




・自分が会社の売上の大半を作っていて、
寝る間も惜しんで会社を回している。

・社員が自発的に動いてくれない、

・社員の視野が狭い、

・なぜ、会社全体の視野を持つことが
できないのか。


このような思いを抱きつつ
働き続けた場合、
社長がいなくなると
会社は一気に立ち行かなくなる。




ドクターシーラボ初期の時代は
まさしく「家業」の状態でだった。

私が頑張って働きまくって
売上を伸ばしたものの
スタッフはそれまでの仕事をするだけ。

そのうち、社員に総スカンを食らい、
社員が手伝ってくれることはなかった。


結局、常に私が頑張り続けないと
売上が立たない状況でしたので、
年間で56日間会社に泊まって
猛烈に働かざるをえない状態だったのだ。


しかし、
そこからマネジメントと、
コミュニケーションの技術を学び、
経営に実践していったことで、
ドクターシーラボは「事業」へと
成長することができた。


その結果として、社員は私に協力し、
各自の仕事を一生懸命にこなしてくれる
ようになった。

そして、私が退任してからも成長を続け、
今なお会社が回り続けている。



もし「家業」のままだったら
私の一馬力しか使えず、間違いなく
上場することはできなかっただろう。

下手をすると私が退任する前に
会社が立ち行かなくなってしまっていた
かも知れない。



今日からしばらく、
永く続く企業を作る秘訣
についてお話していく。

また明日お会いしましょう。



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