池本克之です。
いまどきの若者は、争い事を好まず
穏やかな人間関係を求めています。
傍から見ると、
「この人、良い人だな」と
感じる人もいるでしょう。
実際、最近の若者には良い人が多く、
良い人に見える場合も多いです。
「穏やかな人間関係を求めているなら
それで問題ないのでは?」と
思う人もいるかもしれませんが、
いまどきの若者は穏やかな
関係を望んでいても、
ディープな人間関係を
求めているわけではありません。
そのため、
上司から「今夜、一杯飲みに行こう」と
誘われても、迷惑そうな表情を見せる若者も
少なくないでしょう。
そうした様子を目にすると、
「行きたくないのか…」
「ノリが悪いな…」と
感じる人もいれば、
「なんて生意気なんだ」と
苛立つ人もいるかもしれません。
その結果、人間関係がぎくしゃくし、
仕事にまで影響が及ぶ可能性も
十分にあります。
いまどきの若者はディープな関係を求めず、
当たり障りのない付き合いで
満足しています。
必要以上に周囲と関わろうとせず、
定時になれば仕事は終わりだと
割り切る人が多いです。
最近の調査では、若者の約六割が
仕事よりプライベートを優先すると
回答しています。
「仕事のために生きているわけではない」
「充実したプライベートのために働いている」
「プライベート優先は当然」
という声もあるほどです。
私たちの世代とは異なる
いまどき世代の価値観のギャップは
非常に大きいでしょう。
このギャップに苦戦する上司が
多いのも事実です。
若者の言動に苛立ち、「生意気だ」と感じれば、
チームワークは悪化してしまいます。
「中堅」VS「新入社員」の
対立に発展することさえあります。
こうした若者に接するときは、
人と深く関わるのを避ける相手とは
無理に深く関わらなくて構いません。
チーム内でも
コミュニケーションが少なくて済む業務を任せ、
本人の負担を減らしたほうが
チームの雰囲気は良くなるでしょう。
それにより、私たち上司のストレスも
増えずに済みます。
いまどき世代(ゆとり世代を含む
23歳から33歳)は、
私たちの世代とは考え方も価値観も
大きく異なります。
この違いを理解しないままでは、
仕事が円滑に進まず、
お互いにストレスを抱えやすくなる
ばかりです。
お互いの負担を減らすためにも、
いまどき世代の特徴を理解し、
適切に活かすことが、
これからの会社の成長に
大きく寄与すると考えます。
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