池本克之です。
いまどきの部下へ仕事を任せる時には、
より細かく、より具体的に
よりわかりやすく指示を出す必要がある。
なぜなら、
「それぐらい言わなくてもわかるだろう」
「そんなの常識だろう」
と思うようなことが、
いまどきの若者に
通じなくなってきているからだ。
実際、お茶の入れ方を知らない
新入社員も増えている。
また、今は自宅に
固定電話のない家庭も増えているので、
固定電話を与えられて
「これ、どうやって使うんですか?」と
戸惑う新入社員もそのうち出てくるかもしれない。
なので、
いまどきの部下に仕事を任せる時には
細かく伝えなければならないのだが、
そうはいっても、
大勢の部下を抱えている人は
そこまで手が回らないのが現実ではないか。
そんな時に役に立つのが
「ルールブック」だ。
僕はこれを
「コーポレート・カルチャー・スタンダード」
と呼んでいる。
コーポレート・カルチャーというのは
「企業文化」のことである。
そして、企業文化は
中小企業の場合、社長であるあなたの
価値観で作られていく。
そんな、企業によって異なる
それぞれの企業文化を文書化して、
組織に関わる全員の思考や行動、
判断基準の統一を図るのが
ルールブックを作る狙いなのだ。
ルールブックでは、
企業の理念や社会的・業界的役割、
商品作りやお客様対応の方針といった
組織の根幹をなす考え方から
普段の業務の取り組み方まで、
細かくルールを決めて記載する。
そして、これを、社員や業務委託、
インターンの人にまで配り
全員で共有することで、
誰もがどんな場面でも同じ行動を
取れるようになるのだ。
こうなると、社長や上司はとてもラクになる。
なぜなら、部下に対して
何度も同じようなことを言わなくて
済むようになるし、
今まで同じようなことを言っていた
時間が空くようになるので、
自分の仕事に集中できるようになるからだ。
仕事も捗れば、ストレスだって減るだろう。
いまどきの部下には、
僕らが考える「基本」が通用しなく
なってきている。
「何でこんなこともわからないんだ!」
「何度も同じようなことを言わせないでくれよ…」
というイライラやストレスを減らすためにも、
そして、全員が同じ判断、
行動ができるように、
あなたの会社でもルールブックを
作ってみてはどうだろうか。
とはいっても、
いきなりルールブックを作るのは
難しいかもしれないので、
まずは、あなたが大切にしている
価値観を書き出すところからやってみてほしい。
あなたの会社で働く上で
大切にしている価値観は何だろうか?
企業の理念や、社会的・業界的役割、
商品作りやお客様対応の方針といった
組織の根幹をなす考え方から
普段の業務の取り組み方まで、
きっと多くの価値観があるはずだ。
まずは、これを書き出すところから始めてみてほしい。
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