池本克之です。
名古屋駅からタクシーに乗り、
15分ほど走ったところで
目的地に到着しました。
料金2,860円を
支払おうとしたのですが…
1,000円札がない。
まあ、よくあることですので、
10,000円札で支払いました。
すると、タクシーの運転手さんから
「お釣りが細かくなりますけど、
よろしいですか?」と言われました。
これもよくあることですので、
仕方ありません。
「はい、大丈夫ですよ」と答えました。
しかし、1,000円札が4枚しかないらしく、
「あとは500円と100円になります」と…。
まあ、ないものは仕方ありません。
しばらく運転手さんが釣銭を
整理していましたが、
結局7,000円以上のお釣りを
用意することができないとのこと。
1,000円札が4枚と
小銭がたくさんあるのに、
それでも足りないとは
どういうことなんでしょう…。
「お釣りを持たずに商売をする
とはどういうことですか」と
心の中で思いつつも、
「それでは、私が両替して
きましょうか?」と提案しました。
ちょうど目の前に郵便局があったので、
お客である私が、
釣銭を用意していないタクシー会社の
代わりに両替をしに行きました。
ここで少し考えてみていただきたいのです。
もし、このタクシー会社の社内で、
「お客様をお乗せする際には、
お釣りが必要になるので、
事前にしっかり準備しておくこと」
という基本的な
ルールがあったとしたら、
どうだったでしょうか。
もし、社員がそのように教育されていたら?
もし、その制度が会社内に整備されていたら?
そして、もし全社員がそのルールを守っていたら?
きっと違う展開になっていたかもしれません。
とはいえ、全社員に
徹底的に教育を行き渡らせるのは
大変なことです。
決して簡単なことではありません。
しかし、
それが結果的にお客様のためになり、
社員や会社が成長することに
繋がるのであれば、
やるべきことだと思います。
例えば、このタクシーの運転手さんが
別のお客様を乗せていたら、
「お釣りがない」ということで
文句を言われていたかもしれません。
しかし、「お釣りを必ず用意しておく」
という社員教育がきちんとなされていれば、
そのような問題は起きなかったでしょう。
今回はタクシー会社を例に挙げましたが、
これはどの会社にも当てはまる話です。
組織として社内がまとまっていれば、
もっとお客様から感謝され、
会社の成長もより早くなるのではないでしょうか。
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