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2025年2025/09/07

がんばらなくてはいけない時

夏になると、
外でスポーツに打ち込む
若者たちの姿を見るたびに、
いつも思うことがある。

この猛暑、炎天下で、
汗を流して動く姿は、
それだけで尊い。

そこには、
がんばること、
耐えること、
目標のために自分を律することが
凝縮されている。

もちろん、今の夏は危険なほど暑い。

今年の日本の夏は、
連日の猛暑日が当たり前となり、
熱中症対策や体調管理は、
スポーツでもビジネスでも必須のテーマである。

無理をすればよいという話ではない。

命を守ることが
最優先であることは言うまでもない。

だが、その一方で
「やはりがんばらなくてはいけない時もある」
という感覚は
私は大切にしたいと思っている。

どんなに環境が整っても、
どれだけ効率化が進んでも、
「もうひと踏ん張り」という瞬間は、
必ずやってくる。

暑さの中で走る少年のように、
歯を食いしばる時がある。

そこを超えられるかどうかが、
自分自身を一歩成長させる鍵となる。

経営でも同じである。

数字が伸びない、
チームがまとまらない、
案件が止まる

そういう時期は、必ずある。

そのときに
「これはチャンスだ」と
受け止められるかどうか。

自分やチームを信じて、
泥臭く向き合う覚悟があるか。

そういう局面こそ、経営者の“体力”が試される。

最近、若手社員の中には
「無理をしたくない」という人も増えている。

それは悪いことではない。

むしろ、時代の空気を読んだ賢い感覚でもある。

だが同時に
「無理すること」や
「がんばること」によって
得られるものがある、

という事実も伝えていきたい。

大切なのは、がんばる“方向性”と“目的”である。

ただがむしゃらに働くのではなく、
意味のある挑戦に力を注げるよう、
経営者は環境を整える責任がある。

そして、自らもまた、
暑い中で走る高校球児のように
「まだいける」と思える自分でありたい。

汗をかくことが、悪ではない。

むしろ、それが人の強さや
美しさを引き出す瞬間なのだと、
私は信じている。


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