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2025年2025/03/21

これを知らないと損害を被る

池本克之です。

大きな問題を見つけるのは簡単ですが、
小さな問題を見つけるのは意外と難しいものです。

以前、僕の会社でオフィスの
観葉植物が枯れかけていたことがありました。

しかし、これだけなら大きな問題ではありません。

それとは反対に、
「お客様からクレームがきた!」
というようなことであれば、すぐに気づきますし、
誰もが「何とかしないと!」と思うでしょう。

クレームは放置できないため、
すぐに対策を考えるはずです。

しかし、オフィスの観葉植物が枯れていたり、
小さなゴミが落ちている程度では、
それを問題と考える人は少ないかもしれません。

「後回しでもいいか」と思い、
そのまま放置されることもあるでしょう。

ですが、実はこうした小さな問題が
会社に悪影響を与えることもあります。

例えば、僕の会社には
クライアント様が訪れることが多いので、
枯れた植物を見たら

「この会社、大丈夫かな?」
と思われるかもしれません。

また、
「何だかみすぼらしく見えるな…」
と感じる人もいるでしょう。

こうした印象は、
会社にとっての損失につながります。

観葉植物の管理は業務とは
関係ないと思うかもしれませんが、
実はこれも大切な仕事のひとつなのです。

僕ら経営者は、自分の会社に
ゴミが落ちていたらすぐに拾いますし、
観葉植物が枯れていたら気になります。

それが良くないこと、
会社にとってマイナスだとわかっているからです。

しかし、スタッフにとっては、
それが会社に損害を与えるとは思えませんし、
そもそも問題だとも認識していないことが多いのです。

そのため、放置されてしまったり、
すぐに行動に移すことができないのです。

では、どうすればよいのでしょうか?

それは、
「なぜ、それをしなければならないのか?」
「なぜ、それが大事なのか?」
をしっかり説明することです。

僕の場合、観葉植物に水をあげることの意味を、
仕事の全体像と関連づけてスタッフに説明しました。

水やりをするのは、僕のためではありません。

しかし、もしオフィスが汚いという理由で
クライアント様が離れてしまえば、
会社の売上が減り、最終的には
スタッフの給料も支払えなくなります。

だから、オフィスの掃除も、水やりも、
壊れたものを取り替えることも、
大切な仕事の一部なのです。

そう説明すると、スタッフも納得し、
交代で水やりをするようになりました。

これは、小さな問題にスタッフが
気づけるようになったからこそ、起こった変化です。

もちろん、一度説明しただけでは
忘れてしまうこともあります。

だからこそ、メンバー全員の意識が揃うまで、
何度でも伝え続けることが大切です。

組織のメンバー一人ひとりが、
仕事の中で起こる小さな問題に
気づけるようになれば、それは確実に
会社の成長へとつながります。

一日でも早く、あなたの目指す
ゴールに到達するためにも、
小さな問題にこそ意識を向けられるように、
教育していくことがとても重要ではないでしょうか。

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