池本克之です。
一流と呼ばれる経営者は、
会社の価値を上げるために服を選んでいる。
自分のためではなく、
「会社のため」
「会社に集まる人のため」に
着る服を選んでいるのだ。
僕がこれまでに出会ってきた
一流と呼ばれる経営者に共通しているのは、
こうした服装や外見に対する考え方である。
実際、一緒に仕事をしているスタッフは
社長のことをよく見ているし、
服装1つとっても
「社長はこんな服装をするんだ…」
「なんかあまり印象良くないよな…」
と思う人だっているのだ。
反対に、
「社長、きまっていていい感じだな」
「かっこいいな」
という印象になることもある。
もちろん、服装以外にも
社長の考え方やものの見方、
外部の人に対する接し方なども
よく見ている。
そして、
そこで社長がやっているような行動を
スタッフ自身も真似するようになるだろう。
社長がスタッフに与える影響は
とてつもなく大きい。
それを、
社長自身がよく理解しておく必要がある。
従業員が何百人、何千人規模の
大企業になると状況は変わってくるかも
しれないが、
従業員が数十人といった規模の
中小企業では、
経営者・社長の個性や考え方、
人間性そのものが、
イコール会社の企業文化になる。
そうした文化を好む人たちが
集まってくるようになるし、
経営者の人となりや経営理念、
考え方や発想を「よし」として
その人についていこうと考え
人は集まってくるのだ。
僕らは、会社のブランドである。
そんな自分のイメージを上げることは、
会社のブランドイメージを
向上させることにも直結する。
あのパーソナルトレーニングジム
「RIZAP」を運営する
RIZAPグループの瀬戸社長は、
社員が社長に話しかけやすいような
環境づくりにとても気を遣っている
という記事を見た。
なので、普段はなるべくカジュアルな
服を着てくることを心がけているようだ。
そうすることで、
スタッフが打ち合わせをしている中に
自然と割り込んで話に加わったと
しても、
社長がやってきて
スタッフが緊張して口を閉ざしてしまう…
なんてことはないそうだ。
社長自身が、
自分に話しかけやすいような
環境づくりをしたいという意識が
あるからだろう。
そのような職場は色々な意見が出るし、
アイディアも出やすい。
一流と呼ばれる経営者は、
会社の価値を上げるために
服を選んでいる。
そして、自分のためではなく、
「会社のため」
「会社に集まる人のため」に
着る服を選んでいるのだ。
僕ら社長が
スタッフや周りにいる人たちに
大きな影響を与えるのであれば、
どのようなことであったとしても
できるだけ良い影響を与え続けて
いきたいものだ。
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