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2025年2025/08/31

ランチこそ、経営者の“最前線”である

経営者として忙しく動いていると、
つい「食事の時間」が短くなる。

打ち合わせを詰め込み、
ランチは軽く食べられるもので済ませ、
気づけば午後の予定がスタート。

そんな日が続くと
組織の“温度”が感じられなくなることがある。

私は「ランチは社員と経営者をつなぐ、
最も自然な時間」だと思っている。
会議より、資料のいらない対話の場。

日常の何気ない話の中にこそ、
そのスタッフの“今”が見える。

「実は最近、母が入院していて…」
「最近、子供の間で流行ってるものがあって‥」

業務中にはわからない、ちょっとしたことで
本人の様子や、
家族の状況などがわかることもある。

ランチの場は、社員の人生の一部に
社長が足を踏み入れる時間でもある。

「仕事がうまくいってる?」
「最近どう?」

たったそれだけでも、社員の表情がゆるむ。
言葉にならない疲れや不安が、
じわっと伝わってくることもある。

会社は、数字だけで動くわけではない。
人の感情、空気、信頼関係。
そういった“目に見えないもの”が、
組織を下支えしている。

経営者の仕事は、売上だけではない。
人の体温を感じる時間を、
意図的につくることも仕事の一部だと、
私は考える。

だから私はときどき予定を削ってでも、
ランチに時間をとるようにしている。

社員と同じ目線で、
同じものをみんなで食べる。
それだけで、
見えなかった景色が広がることがある。

経営は、意外と「食事」で変わるものである。

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