池本克之です。
あなたの会社には、
雑談の文化があるでしょうか。
もしかすると、社長の方の中には
オフィスにいる時間よりも
外にいる時間のほうが長く、
スタッフが雑談をしているかどうか
分からないという場合も
あるかもしれません。
また、雑談と聞くと
「そんな暇があれば仕事をしなさい」
と感じる方も
いらっしゃるかもしれません。
もちろん、ダラダラと
雑談ばかりしているのは
好ましくないでしょう。
仕事の進捗に影響するからです。
実際に、スタッフがダラダラと
雑談をしている姿を見ると
イライラしてしまう方も
いるのではないでしょうか。
しかしながら、適度な雑談には
決してマイナス面だけではありません。
適度な雑談が
仕事のスピードを上げたり、
スタッフ同士の人間関係を良くすることに
つながる場合もあるのです。
どういうことかと言いますと、
適度に雑談を交わすことで
相手のことを知る機会が増えたり、
思いがけないアイデアが
ふと浮かぶことがあるということです。
それが思わぬビジネスへ
発展することだってあり得ます。
また、会議では出なかったような
突拍子もない提案が
雑談の場だからこそ
生まれるケースもあります。
ところが、部下の中には
「仕事中に雑談しづらい
雰囲気があってやりにくい」
「雑談ができるような上司ではない」
と感じている方もいるようです。
こうなると、
話したいことがあっても話せませんし、
「ここが困っている」
「もっとこうしてほしい」
と思っていても
言い出せなくなります。
「何か言いたいことがあるなら
言えばよいのではないか」
と考える方もおられるでしょうが、
部下が上司に言えないのは
上司が言いにくい雰囲気を
作っている可能性もあるからです。
これは、理解しておく必要があります。
雑談には、悪い面だけでなく
良い面も多くあります。
何気ない雑談が
生産性を高めたり、
人間関係を良くする効果もあるのです。
普段の会話では出ないようなアイデアが
雑談の中から生まれることもありますし、
雑談を通じて部下との信頼関係を
構築することもできます。
そのために、
「自分は話しかけづらい雰囲気を作っていないか」
「雑談しにくい環境を作っていないか」
もう一度考えてみることが、
組織を円滑に動かす上で
非常に重要だと感じています。
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