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2024年2024/12/04

上司と部下に平等はない

池本克之です。

日本の学校教育は世界的に見て、
平等主義であると言われています。
教育の機会は平等であるべきです。

しかし、個人差や個性よりも、
みんなが同じでなければならないと
考える平等には違和感があります。

教育は国家の根幹であるため、
どのような教育を受けたかは、
人々の価値観に大きく影響します。

これは企業にも通じる話です。

企業では、近頃、上から目線の上司は
部下から嫌われがちです。
それが上司だから当たり前なのですが。

もちろん、能力がないのに、
肩書きだけで威張っている上司は
論外です。

「いいから、私の言うとおりにやってください」
といった古いリーダーシップスタイルは、
もうとっくに終わっています。

しかし、そうでない場合でも、
立場が上の上司が上から目線であると、
部下が言うのです。

そして、そう言われた上司は、
腰が引けて言いたいことも言えなくなり、
おかしな空気になります。

古いリーダーシップが終わっている
からと言って、上司が部下に
へりくだる必要は全くありません。

「仕事に平等はありません」

会社が教育すべきことは、
上司には上司の仕事があり、
部下には部下の仕事があるということです。

上司は判断をして、
指示命令をする人であり、
部下は指示命令に沿って動く人です。

それぞれに役割と責任があります。
これを教えなければなりません。

つまり、平等ではなく
公平であるということです。

もちろん、前提条件として、
いつでも、誰に対しても言いたいことが
言える環境も必要です。

そうすると、今どきの部下の中には、
上司に対して言いたいこと
=不満を言ってくる人がいます。

例えば、

「どうして、あなたに上から目線で
指示されなければいけないのですか?」や

「どうして課長は命令ばかりして、
自分ではやろうとしないのですか?」

といったことです。

上司の答えは簡単です。
「それは、私が上司だからです」

組織には秩序があります。
役割があり、責任があり、序列があります。
そして、結果が求められ、評価があります。

組織としての当たり前になるためには、
教育しかありません。

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