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2025年2025/01/30

仕事を任せられない上司に共通するもの

池本克之です。

社長やマネージャーの中には、
部下に仕事を任せられないと
悩む人も多いようです。

もちろん、
誰かに自分の仕事を任せるのは
不安になったり、
「本当にできるのか…」と
思う人もいるでしょう。

自分が思った通りの
仕上がりにならなかったら…
と思う人もいます。

そうなれば、
また自分が一からやらなければ
ならなくなると思い、
結局自分でやってしまう…
なんて人もいるでしょう。

ですが、どのような人でも
一人の力には限りがあります。

すべてを一人でこなすのにも
限界があるでしょう。

何でもかんでも一人でやっていては、
時間も足りないし、
重要な仕事が後回しになってしまいます。

このようなことを避けるために、
自分以外の人に仕事を任せる、
というのがとても大切になってきます。

部下に仕事を任せられない上司には、
いくつかの共通する傾向があるようです。

その中の一つが、
自分でやったほうがいい結果が出る
と思っている、ということです。

これは当たり前のことです。

自分より経験が浅く、
自分より知識やスキルもない部下が
良い結果を出せないのは当然のことです。

そんな部下を成長させ、
結果を出せるように導くのが
上司の役割です。

自分がやったほうがうまくいく、
このような思いが強い人は、
自分の能力や経験に自信がある
優秀なタイプでしょう。

ですが、優秀であるがゆえに、
周りにいる部下が自分よりも
劣っているように見えてしまうのです。

しかし、仮に部下の能力が
劣っているとしても、
自分一人であげられる成果は100のままです。

それを200や300の成果にするのが、
上司の使命です。

それは、部下の力を活用しないと
実現できないことです。

会社がリーダーに求めているのは、
たった一人で成果をあげることではなく、
チーム全体で大きな成果をあげることです。

自分以外の人に
仕事を任せられるようになれば、
もっと重要な仕事をやれるようになります。

自分の時間を
より有効に使えるようにもなるでしょう。

仕事が進むスピードだって
上がるでしょうし、
重要な仕事に集中することだって
できるようになります。

実際、任せてみたら
思ったより良い結果になった、
ということは、よくあることです。

これから組織が20年後も30年後も、
そして、50年後も継続していくためには、
仕事を誰かが受け継いでいくしかありません。

上司から部下へとバトンタッチすることで、
組織は続いていくようになります。

自分以外の人に任せるのは不安、
自分がやったほうが
いい結果が出ると思う気持ちも
よくわかりますが、

今、部下に任せることで、
将来の「自分の時間」を
より多く手に入れることができるようになります。

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