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2025年2025/04/29

会社の成長を蝕む意識の違い

池本克之です。

僕らは、スピードを重要視します。

中には、スピードより質が大切だと
お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、どちらが正しいということはないです。

なぜなら、それは各自の価値観だからです。

私の価値観では、
スピードが重要だと考えています。

私以外にも、スピードを優先している方は
多いのではないでしょうか。

しかし、社長である私たちが
スピードを大切にしていても、
スタッフが同じ価値観とは限りません。

中には、業務が遅いと感じる方もいるでしょう。

「いつまで取り組んでいるのか」
「なぜ、それほど遅いのか」
「もっと早く進めてほしい」
と感じることがあるかもしれません。

業務が遅い方を見ると、
イライラしてしまい、
仕事がなかなか進まないため、

「自分で行ったほうが早い」
とお考えになる社長も多いでしょう。

その結果、結局ご自身で作業を
引き受けてしまうこともあるかもしれません。

しかし、この状態が続けば、
組織の成長が停滞し、
会社の発展も遅れてしまいます。

社長のストレスも軽減されません。

この状況を避けるためには、
社長の価値観をスタッフに
しっかり共有することが大切です。

私の場合は、スピードが重要だという
価値観です。

この価値観をスタッフにも伝え、
繰り返し教育します。

さらに、なぜスピードが重要なのか、
その理由を説明します。

理由を理解してもらうことで、
ただ「スピードが大事」と伝えるより、
納得して行動に移しやすくなるからです。

また、口頭だけでなく、
文書として価値観をまとめ、
スタッフに配布しています。

私は、自分の価値観をまとめた
CCS(コーポレート・カルチャー・スタンダード)を
手帳にしてスタッフへ渡しています。

CCSは、企業文化の基準を示すものです。

中小企業では、社長の価値観が
企業文化になりやすいため、
文書化して共有しています。

スタッフは困ったとき、手帳を確認すれば
正しい行動が分かります。

そのため、私に逐一質問する必要がなくなり、
私の時間も確保できます。

CCSには私の価値観が凝縮されています。

スピード以外にも、
業務で大切にしていることや、
絶対に避けるべきことなども記しています。

人は口頭での指示だけでは忘れがちですが、
文字として目に見える形なら記憶に
残りやすいものです。

私たちとスタッフの価値観は、
もともと大きく異なります。

しかし、価値観を文書化し、
繰り返し教育することで、
スタッフの価値観を私たちの価値観に
近づけることが可能です。

社長のストレスを減らし、
時間を確保するために、
この方法が最も効率的だと考えています。

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