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2025年2025/04/10

優秀な人がやりがちな間違った行動

池本克之です。

社長やマネージャーの中には、
部下に仕事を任せられないと
悩む方も多いようです。

もちろん、
誰かに自分の仕事を任せるのは
不安を感じたり、
「本当にできるのか…」と
考える場合もあるでしょう。

「自分が思った通りの仕上がりに
ならなかったらどうしよう…」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

そうなると、
また自分が一からやらなければならない
という考えが頭をよぎり、
結局すべてを自分でやってしまう
という方もいます。

しかし、どのような方でも
一人の力には限界があります。

すべてを一人でこなすには
無理が生じますし、
時間も足りなくなります。

その結果、
肝心な仕事が後回しになってしまう
可能性があります。

このような事態を避けるためには、
自分以外の人に仕事を任せることが
とても大切です。

とはいえ、
部下に仕事を任せられない上司には
いくつか共通する傾向が見られます。

そのひとつが、
「自分でやったほうがいい結果が出る」
と思い込んでいることです。

これは、ある意味当然かもしれません。

自分よりも経験が浅く、
知識やスキルが十分でない部下が
優れた結果を出すのは
難しいと感じるのは自然なことです。

ですが、
そんな部下を成長させて
結果を出せるように導くのが
上司の役割ではないでしょうか。

自分がやったほうがうまくいく、
このような意識が強い方は
能力や経験に自信をお持ちの
優秀なタイプだと思われます。

しかし、優秀だからこそ
周りの部下が自分よりも
劣っているように見えてしまい、
なかなか仕事を任せられないのです。

けれども、仮に部下の能力が
まだ十分でなかったとしても、
自分一人であげられる成果は
100のままです。

それを200や300に増やすためには
部下の力を活用することが欠かせません。

会社や組織がリーダーに求めているのは、
たった一人で成果を出すことではなく
チーム全体で大きな成果を出すことです。

自分以外の方に仕事を
任せられるようになれば、

上司はもっと重要な仕事に
取り組めるようになるだけでなく、
時間を有効に使えるようにもなります。

仕事が進むスピードも上がりますし、
重要な仕事に集中することも
できるでしょう。

実際、「任せてみたら
思ったより良い結果になった」
というケースは少なくありません。

組織が今後20年、30年、
さらに50年先も続いていくためには、
仕事を誰かに継承していくしか
ありません。

「自分以外の人に任せるのは不安だ」
「自分がやったほうがいい結果が出る」
と思うお気持ちはよく分かります。

ただ、今部下に仕事を任せることで
将来的に「自分の時間」を
より多く手に入れることにも
つながるのではないでしょうか。

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