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2025年2025/09/09

失敗を繰り返す部下の対応法

池本克之です。

あなたの周りにも
失敗する人はいるだろう。

もちろん、誰だって失敗はするし、
それ自体が悪いわけではない。

たとえ失敗したとしても、
次に活かせばいいだけだ。

しかし、中には
次に活かせない人もいる。

私自身、部下の失敗に関しては、
同じ失敗でも2回繰り返す程度なら
「ついうっかり」で済ますことができる。

しかし、3回以上繰り返す人は
失敗を真剣に捉えていないし、
何も対策を講じていないことになる。

例えば、報告書のデータに
入力ミスがあったとする。

同じ失敗を繰り返さない人は、
入力した後に何度もチェックできるように
時間を配分したりするだろう。

さらに、自分の目だけでは
信用できないと考え、

仲間にも目を通してもらったりして
ダブルチェックをするなどの
対策を練るはずだ。

ところが、対策を講じない人は、
「次から気をつけよう」と思うだけ。

仕組みを作らずに、
心構えだけでなんとかしようというのは、
何も対策を取っていないのと同じなので
同じミスを繰り返す。

・・・・・・・・・

こうした同じミスを繰り返してしまう人は
「能力」よりも「思考」を鍛える必要がある。

データを打ち間違えないように
努力するのではなく、

打ち間違えることを前提に
それに気づく仕組みをどう作るのかを
考えなくてはならない。

しかし、思考を鍛えるのは
なかなか骨の折れる作業だ。

なので、私は
同じミスを何度も何度も
繰り返してしまう人には、

大きな仕事は任せず、
限定的な仕事しか任せない。

会社にいる人は、
無限ではなく有限だ。

責任感のある人だけで
仕事が回せるほどの余裕はない。

そのため、
なるべく任せられる人を厳選して
大きな仕事を任せ、

任せられない人には
全体に影響のない小さな仕事を任せる。

それがベターだと考えている。

・・・・・・・・・

あなたの周りにも
失敗する人はいるだろう。

誰でも失敗はするものだし、
それ自体が悪いわけではない。

しかし、よく見てほしいのは、
その人が対策を講じているのか
どうなのか、ということだ。

そこをきちんと見極めて
仕事を任せていかないと、
会社の成長は遅くなってしまう。

そんなことにならないためにも、
仕事を任せる人は間違えないようにしてほしい。

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