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2025年2025/10/04

嬉しいできごと

池本克之です。

先日、ある社員が
小さなお子さんを連れて会社にやってきた。

それだけで社内は
ふんわりと優しい空気になり、
自然と笑顔が増えた。

その社員は、一度、
結婚のために退職した人だ。

おめでたい理由で
惜しまれつつ送り出したが、子供も生まれ、
生活リズムもみえてきて、
「やっぱり、もう一度仕事がしたいです」と
言ってくれ、今はパート社員として
リモートを中心に活躍してくれている。

子育てと両立しながら働きたい、と
言ってくれるということ、
こんなうれしいことがあるだろうか。

もちろん、
育児との両立は決して簡単ではない。

時間にも制限があるし、
まだ1歳になったばかりなので、
手もかかり、熱も出しやすい。

お金のためだけでも、
暇つぶしということでもないだろう。

「自分の役割として、
やっぱりここで働きたい。
パジャ・ポスのお客様対応に戻りたいです」
という。

その言葉に、私は心から嬉しく、
また胸が熱くなった。

仕事は、お金のためにするもの、
そんな風に語られがちな時代ではあるが、
本当に人の心を動かすのは、
「必要とされている実感」や
「誰かの役に立っている感覚」だ。

やりがいとは、
そうした日々の実感のなかに
宿るものである。

再び会社に戻りたいと
思ってくれたということは、
その人にとって、
会社が「ただの職場」では
なかったということ。

そこには信頼関係があり、
成長の機会があり、
自分を必要としてくれる誰かがいた。

そんな環境を作れていたなら、
経営者として本望だ。

これからの時代、
ライフステージに応じた働き方を
どう支えるかが重要になってくる。

制約がある人が働きづらい会社は、
やがて多様性を失う。

それよりも「戻ってきたい」と
思ってもらえる会社でありたい。

今日、社内に響いた子どもの笑い声は、
その象徴のように、
未来への希望を感じさせてくれた。

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