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2025年2025/12/22

忙しい社長ほど先延ばしは許されない

池本克之です。

社長の中には、重要なことを先延ばしに
してしまう人が多いようだ。

決断すべき案件や対応すべき問題を
後回しにすることで、結果的に
状況を悪化させることもある。

「忙しいから仕方がない」と言う人もいるが、
忙しいを理由に先延ばしはできない。

なぜなら、社長の仕事は忙しいのが当然であり、
忙しさを理由に問題を先送りしては、
経営そのものが停滞するからである。

では、なぜ社長は先延ばしをするのか。

一つは、
決断に対する不安や恐れがあるためだ。
決めたことが間違っていたらどうしよう、
その結果責任を負いたくないという心理が働く。

また、完璧主義や細部へのこだわりから、
十分な準備が整うまで動けないという場合もある。

さらに、自分の時間管理ができておらず、
優先順位が曖昧になっていることも原因の一つだ。

しかし、経営者はその心理を超え、
迅速に決断し行動する覚悟が求められる。

先延ばしにより失われる時間と機会は大きい。
経営環境は常に変化しており、
遅れれば取り返しがつかなくなる。

だからこそ、社長はまず自分の意思決定の癖を
見直す必要がある。

決断の重さに押しつぶされそうになったときは、
小さな一歩から始めればいい。

すべてを完璧にしようとせず、
仮説を立てて試し、修正する。

これがスピード経営の基本である。

また、先延ばしを減らすために、
時間の使い方を明確にし、
優先順位を常に意識することが大切だ。

何をやるべきかを明確にし、
そのタスクを細分化していく。

そして、毎日必ず何か一つでも
前進することを自分に課す。

その積み重ねが、
先延ばしを防ぎ、組織の成長に繋がる。

忙しいは言い訳に過ぎない。
忙しいならばこそ、
時間の使い方を見直し、優先順位を見極める。

先延ばしは社長の最大の敵である。
それを克服した者だけが、
持続的に成長できる経営者となる。

今この瞬間から、
決断を先延ばしにしない習慣を身につけてほしい。

未来の成功は、
今の一歩の速さにかかっているのだ。

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