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2025年2025/09/17

決断は才能ではない、習慣である

池本克之です。

「どうすればもっと早く
決断できるようになりますか?」

経営者から
こう尋ねられることがよくある。

私はいつもこう答える。

決断力は「才能ではなくただの習慣。

つまりトレーニング次第で
誰でも鍛えることができる、
ということだ。

経営の現場では、
決断が早い人ほど結果を出す。

なぜなら、
早く動けば修正も早くできるからである。

逆に、決断が遅い人は、
状況が変わってからようやく動き出す。

そのときにはもう
チャンスは通り過ぎている。

ではどうすれば
早く決められるようになるのか?

私が意識している3つのことがある。

1,「自分の基準」を明確に持つこと。

何を優先するか、
何を大切にするかを、あらかじめ決めておく。

たとえば
「利益より信頼」
「スピードより安全」といったことだ。

自分の価値基準があれば、迷いは減る。

2, 「完璧を求めすぎない」こと。

人は正解を探そうとすると、
突然動けなくなる。

特に経営は不確実性の中で行うものなので
「70点で決める」くらいの
柔軟さが必要と思っている。

大事なのは、
決めた後にどう軌道修正するか、である。

3, 「小さな決断を繰り返すこと」。

朝食を何にするか、
どの服を着るか、
やらなくてはいけない複数の仕事で
何を優先するか、

日常の中で
自分で決める回数を増やす。

それが「決断の筋肉」を
鍛える最短の方法である。

私は、些細なことでも
「自分で決める」ことを大切にしている。

そして、時間かけず、
3秒程度でひとつの判断することを
意識している。

3秒でYESかNOが出ない決断は、
たいてい先送りにするだけだ。

大きな経営判断も、
実は日常の小さな決断の積み重ねの先にある。

だからこそ、
「今、決める」練習を怠ってはならない。

決断力を鍛えるとは、
人生を自分で動かす力を
高めるということでもある。

迷っている時間ほど、もったいないものはない。

早く決める。
すぐ動く。
柔軟に修正する。

その繰り返しが、
成長のスピードを決める。

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