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2025年2025/05/09

沈む組織

池本克之です。

あなたの職場では、
部下が反対意見を言ったり、
組織にいる人たちが
お互いに議論をすることがある
でしょうか?

多くの会社では、
反対意見を言うことを避け、
本当は嫌ですが、
社長の考えやリーダーの考えに
賛成している人が多いように感じます。

このような状態では、
うまくいくものも
うまくいかなくなります。

やりたくない人たちのモチベーションは
当然低いので、仕事のスピードも
遅くなります。

さらに、この状態が続けば
辞めることを考える人も
いるでしょう。

なぜなら、やりがいを感じられないからです。

やりがいを感じなければ、
ここにいる意味がないと
思う人もいます。

もっとやりがいを感じる場所へ
行きたいと強く思うように
なるのです。

また、組織がうまく機能していない会社では、
一つの組織として思いを共有せず、
お互いの仕事に関心を持つこともなく、
一体感が生まれません。

これでは、社長が目指す場所へ到達するまでに
相当の時間がかかります。

私の会社はどうかと言うと、
スタッフが議論をすることは
よくあります。

実際、私と議論する場合もあります。

納得できなければ、お互いの考えをぶつけ合い、
納得できるまで議論します。

議論することは、決して悪いことではありません。

お互いを理解できますし、
良い方向へ向かいたい気持ちは同じなので、
結果として会社も良い方向へ
進めるからです。

議論は、お互いが一生懸命考えている
証拠でもあります。

そして、仕事を自分事にしている
ということでもあります。

仕事を自分事にしていなければ、
問題があっても放置し、
特に意見を言うこともないでしょう。

自分には関係ないと
思っているからです。

このような組織では、
継続的に成長することはできません。

いずれ限界が来るでしょう。

では、なぜパジャ・ポスでは
スタッフがお互いに自分の考えを言い、
仕事を自分事にできているのでしょうか?

それには、TDCの力が大きいと考えています。

TDCは、チームシップ・ディスカバリー・キャンプの略です。

組織が一体化して課題を発見し、
自発的に解決策を考え、
実行していくための
私が考案したメソッドです。

TDCでは、目標を自分たちで作るという
プロセスを経るため、
目標自体が自分事になります。

決して他人から押しつけられた目標ではありません。

さらに、TDCを通じて課題を発見する力と
解決する力が身につき、
日常の仕事にも活かされます。

また、TDCでは仲間の背景
(これまでの人生など)も共有するので、
お互いをより深く理解できます。

その結果、今までは単なる他部署の人だった相手を、
感情を持った一人の人間として
見られるようになります。

そのため、普段の仕事でも
お互いの仕事に興味を持ち、
協力しながら働けるようになります。

実際、パジャ・ポスでは、
私が何も言わなくても
次の人が仕事をしやすいように工夫し、
情報を共有してから
仕事を依頼しています。

TDCは、会議を効率良く進めるためだけの
ものではありません。

確かに、それぞれが自分の考えを
言えるようになるので、
時間を取って集まったのに
何も決まらない、
発言がほとんどない
ということはなくなります。

しかしそれ以上に、組織の人たちが
普段から仕事を自分事にし、
お互いを理解し合いながら
協力して仕事ができるように
なるのです。

多くの企業では、部下が反対意見を言ったり、
組織の人たちが議論したりすることは
少ないでしょう。

私は、組織の全員が自分の考えを話し、
お互いを理解し合いながら
仕事を進められる組織こそが
最強だと感じています。

さて、あなたの組織はどうでしょうか?

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