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2025年2025/03/31

生産性を下げるブラックボックスの存在

池本克之です。

組織にいる一人ひとりの
生産性をもっと上げたいと
思っている社長さんは、
きっと多いのではないでしょうか。

一人ひとりの生産性が上がれば、
仕事が終わるスピードも早くなり、
今よりも効率よく進めることが
できるようになります。

そうなることで、
ストレスを感じる時間も減り、
気持ちに余裕を持って
仕事に向き合えるように
なるかもしれません。

これは、すごくいい状態ですよね。

仕事なので、
ストレスがゼロというわけには
いきませんが、
生産性が上がれば、
イライラの時間も減ってきます。

そんな生産性アップの方法として、
「ブラックボックスの仕事をつくらない」
という考え方があります。

ブラックボックスの仕事とは、
「その人にしかできない仕事」のこと。

もし、その人が休んだり
退職したりしたら、
現場は混乱してしまいます。

なぜなら、
その仕事のやり方が
誰にも共有されていないからです。

それでは困りますよね。

お客様に迷惑をかけることにも
つながってしまいます。

だからこそ、
「誰かにしかできない仕事」
をつくらないことが大事なんです。

とはいえ、そう言うと
「それは嫌だ」と感じる人も
いるかもしれません。

例えば、ナンバー1の営業マン。

契約のとり方や
独自の人脈などを
他の人に知られたくない、
という気持ちもあるでしょう。

もし教えたら、
自分がナンバー1で
なくなるかもしれない。

でも、その人が
いなくなってしまったとしたら、
会社にとっては大きな損失です。

だから、ナンバー1営業マンの
ノウハウをマニュアル化して
共有しておくことが必要なんです。

もし本人が抵抗するなら、

「じゃあ、あなたが教えてあげて。
教えた人がナンバー1になったら
同じ報酬を出すよ」

といったかたちで説得してみましょう。

もちろん、ノウハウを真似したからといって
誰もがナンバー1になれるとは限りません。

でも、今まで月に2〜3件しか
契約できなかった営業マンが、
5〜6件とれるようになるだけでも
大きな変化です。

会社の売上も上がるでしょうし、
本人の自信にもつながります。

つまり、たとえ優秀な社員がいなくなっても、
会社の売上が落ちず、
現場も混乱せずに回るように
しておくことが大事なのです。

そのためにも、
ノウハウを社内で共有しておくことが
とても大切です。

これができるようになると、
会社の成長スピードは上がり、
組織の生産性も確実に
高まっていくでしょう。

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