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2025年2025/01/22

皆が同じ目標に向かうために

池本克之です。

初対面の者同士が
一つの場所に集まったとき
最初はぎこちなく
打ち解けない。

だが、
お互いの共通項が見つかったとき
一気に距離が縮まることがあるだろう。

一つのテーマについて
話し合っていくうちに
仲間意識が芽生えることもある。

初めて会った者同士が
一つの場所で
一つのテーマについて話すことで、

以前からの知り合いのように
溶け合うことがある。

このことは
組織においても同じではないか。

普段あまり接点のない人でも
同じ一つのテーマについて話していると
徐々に距離が近づく。

お互いの考え方の異同がわかり、
お互いのことを知る良い場となる。

同じテーマで話し合いを重ねていけば、
共感や反発を共に乗り越えた
よきチームメイトのような
強い絆が生まれることもある。

社内で何か目標を決める場合にも
この工程を経ることは大切だ。

トップだけで決めた目標と
皆が話し合って決めた目標とでは
達成への熱意に温度差が出る。

達成への道のりが厳しいと思われるような
目標が掲げられたとき、

もしそれが、社長や上層部だけで
一方的に決められたものだったなら、

多くのスタッフは受け身でとらえ、
達成への不安を抱くだろう。

いきなり大きな目標を示されても、
具体的なイメージや、
達成への現実味を、
感じることができないだろう。

自分で決めたわけでなく
誰かに決められたものだからだ。

「達成できる自信がない…」
「ちょっと無理っぽいなあ」
「言うのは簡単だけど、
やる方は辛いんだよ…」

こんな心の声がスタッフに生じたら、
目標へ行動力は減速の一途だ。

 仕事に対する姿勢は受け身となり
やらされている感が大きくなる。

仕事が「自分事」ではなく
「他人事」となり
気持ちが入らなくなる。

スタッフが成長意欲を失えば、
トップがどんなに張り切っても、
組織としての成長は停滞する。

せっかくの素晴らしい目標も
達成が困難となるだろう。

だから
スタッフが自分事として感じ、
組織が一丸となって向かっていける
目標決定のプロセスが必要なのだ。

トップもスタッフも皆一緒になって、
話し合いを重ね、
吟味して、決める。

全員がその過程に関与する。
他人任せでなく、
自分事として考える。

そうすれば、その目標は、
誰にとっても、
「自分が決めた目標」となる。

そのようなプロセスを経た目標であれば、
皆が「自分事」として、
前のめりになって、
向かっていくことができるだろう。

同じテーマで話し合うことで、
相手との距離は近くなる。
話し合いを重ねれば、
仲間意識も芽生える。

組織が一つにまとまって、
同じ方向に上昇していくためにも、

スタッフを含めて話し合い、
目標を決める過程がとても大切だと
私は考えている。

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