経営者にとって、何がいちばん必要ですか?
そう聞かれると、多くの人が
「判断力」や「決断力」、「ビジョン」など、
頭や心にまつわる答えを挙げるかもしれない。
でも僕はこう答える。
「体力がなければ、何も始まらない」と。
会社を動かすには、
想像以上のエネルギーがいる。
朝から晩まで考え、
話し、移動し、判断し続ける。
クレームやトラブル、資金繰り、人間関係…。
頭だけでなく、
体が資本であると痛感する日々だ。
僕は47歳を過ぎてから、
改めて「筋トレ」と「糖質オフ」を
習慣に取り入れた。
それは、
見た目を気にして…ということではない。
経営判断をブレさせない、
安定した体調と集中力を保つためだ。
若い頃と違い、
睡眠不足や暴飲暴食のツケは、
すぐ仕事の質に出る。
午前中の集中力が落ちる。
声にはりがなくなる。
私の場合は、
撮影などの仕事の時に
歯切れよく話せなくなったりする。
でも、体を整えると、不思議と心も整う。
ランニングの後に感じる爽快さ。
筋トレの翌日にくる、心地よい筋肉痛。
これらは、
「自分を律する」感覚を取り戻させてくれる。
会社のリズムは、社長のリズムに似る。
社長が疲れている会社は、
どこか全体の空気も沈んでいる。
逆に、
元気な社長がいる会社には、活気がある。
社長の体力は、
組織全体のエネルギー源でもあるのだ。
2025年のいま、
企業を取り巻く環境は
どんどん不安定になっている。
変化が激しいということは、
柔軟な対応力と、
持続的な打ち手が求められるということ。
それを支えるのが、
頭脳だけでなく「体力」でもある
ということを忘れてはならない。
とても忙しい1日を終えた後でいい。
ほんの10分だけでも、
軽く体を動かしてみてほしい。
リビングでできる腹筋でもスクワットでもいい。
それが、経営という長距離レースを
走り切るための第一歩になる。
社長の体力こそ、
最も軽視されがちな
“経営資源”かもしれないのだから。
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