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2025年2025/04/01

組織ですれ違いが起こる原因

池本克之です。

日々の仕事をしていると、
同じ会社で働いているのに
ほとんど会話をしない、

または、会話はするけど
プライベートな会話はない
という人が多いのではないでしょうか?

もちろん、会社なので
プライベートな会話を長々とする
時間はないかもしれません。

ですが、
実はこの仕事とは関係ない会話こそが
お互いの信頼関係を構築する上で
とても重要だったりします。

また、それが息抜きになったりもします。

息抜きができれば
気持ちがリフレッシュするので、
次の仕事にもモチベーションを持って
取り組めるようにもなります。

そして、ここで最も大切なのは、
「お互いを知る良い機会になる」
ということです。

組織学習経営をしていく上で、
お互いを理解する「相互理解」は
とても重要になってきます。

とはいえ、忙しい日々を送っていれば
ゆっくりとお互いの考えについて
話す時間がないので、
お互いをほとんど知らずに過ごしている
という人はとても多いと思います。

それが原因で、
仕事がうまく進まなくなる場合
だってあります。

例えば、
お互いの意見が食い違ったときに
自分の意見を受け入れない相手に対して
イライラすることがあるでしょう。

そして、そのときのイライラを引きずって
その後の仕事がうまく進まない
というのはあるのではないでしょうか?

しかし、ここで相互理解ができていれば
たとえ意見が食い違ったとしても
ただぶつかり合うだけではなく、
相手の考えを受け止められるようになります。

共感はできなくても、
違いを認めあえるように
なるということです。

これができれば、
話し合いはスムーズ進むし、
その後の仕事だって
うまく進められるようにもなります。

では、そんな組織学習経営に欠かせない
相互理解をするためには
何をしたらいいのでしょうか?

それには、
共通体験ができる場をつくる
というのがオススメです。

共通体験というのは、
映画のDVDをスタッフ全員で
観るでもいいし、
一緒に花火をするでもいいです。

一緒にボーリングをするでもよいです。

私の会社では
以前、映画を全員で観るというのを
したことがありますが、
その後は映画についてそれぞれが
話す良いきっかけになりました。

普段は話さないような人とも
話すきっかけになるので、
とても良い時間になったと感じています。

また、同じ映画を観ているのに
感じ方が違ったり、
見どころそのものが違ったりすることに
気付く場合もあります。

そうすると、
「あぁ、この人はそんな考え方を
する人なんだな」
と思うこともあれば、

「こんな人だったんだ!」
と、相手に対しての印象が
大きく変わる場合もあります。

組織にいる一人ひとりが
今までは知らなかった相手を
知れるようになれば、
それは、その後の仕事にまで
良い影響を与えるようになります。

日々、忙しく仕事をしていると
お互いのことを知る機会は
本当に少ないかもしれません。

しかし、
共通の体験をする場をつくることで
お互いを知るきっかけになり、
それが仕事の効率をさらに上げる
ことにもなると私は考えています。

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