池本克之です。
人間が1つの習慣を身につけるには
3週間かかる、という説がある。
逆に言えば、3週間続けられると
習慣化できるということだ。
例えば、健康維持のための
早朝ウォーキング。
これを習慣化したかったら
とにかく3週間、毎日続けてみることだ。
すると、3週間経った頃には
習慣になっている。
これは、仕事においても
同じことが言える。
社員に学ぶ習慣をつけてほしければ、
学ぶ機会の頻度を上げることで
学びを習慣化できるようになる。
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私のクライアントの中に
社員が「読書シェア」を実践している
企業がある。
読書シェアというのは、
読んだ本の内容を紹介して感想を伝え、
本の要点や面白さを他の人と共有する
本のプレゼンテーションだ。
本は、漫画や絵本以外なら
何でもいい。
読んだら本の紹介文を書くフォーマットに
書いていき、
社員全員がパソコンで見れるように
アップしていく。
ここで重要なのは、
本を月に1冊は読むという
「頻度を決めている」ということだ。
好きなペースで読むというやり方では
習慣化できないし、
3ヶ月に1冊のペースでは
習慣化したと言える頻度にはならない。
続けるのがちょっときついぐらいの
頻度にすると習慣化しやすくなる。
読書シェアは、業務とは直接関係ないが、
学ぶことを習慣化するためには格好の方法だ。
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会社は、ただ仕事をする場だけではない。
自分ができないことや知らないことを学び
習得するために存在すると私は考えている。
そのためには、学びの場を
会社が積極的に設けるべきであり、
個人が習慣化の力をつけるためには
なくてはならないものだ。
学ぶことの習慣が身につけば、
あなたが指示をしなくても社員は自ら学び、
何事にも前向きな姿勢で取り組む
そんな人材が育っていくだろう。
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