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2025年2025/02/25

見返りを与えるときに絶対にやってはいけないこと

池本克之です。

部下のやる気を引き出すために、
見返りを与えているという人も
いるのではないでしょうか。

今の若い世代が
仕事に対するモチベーションを
失わないようにするためには、
相応の見返りが必要になります。

見返りには、さまざまな形があります。

例えば、給料やボーナスアップなどの
金銭的なものに限らず、

表彰制度や、
日常的なフィードバックなども
見返りに含まれます。

どのような見返りを与えるかは、
会社ごとに異なるかもしれませんが、

見返りを与える際に
絶対に注意しなければならないこと
があります。

それは、
一度決めた見返りの条件は
絶対に変更しないことです。

最初に決めた条件を、
合理的な理由もなく後から変更してしまうと、
部下からの信頼を一気に失います。

例えば、あなたが
「売上1000万円を達成したら
特別ボーナスを支給する」
と約束したとします。

しかし、売上1000万円を達成したにも関わらず、
「新規顧客の開拓が少なかったから、
あと3人新規顧客を獲得しないと
特別ボーナスは渡せない」

などと条件を後出しで付け加えるのは、
絶対にやってはいけません。

これをやると、部下からの信頼を
完全に失ってしまいます。

そして、部下との間に大きな溝ができ、
信頼を取り戻すのに
相当な時間がかかるようになるでしょう。

場合によっては、
二度と信頼を取り戻せないかもしれません。

「この人は信用できない」
と思われると、
部下の仕事の効率は落ち、
仕事のスピードも遅くなります。

また、仕事が他人事になり、
組織としての機能も低下してしまうでしょう。

これは、考えただけでも恐ろしいことです。

このような事態を防ぐためにも、
一度決めた見返りの条件は、
何があっても変えてはいけません。

これは、会社とスタッフが
交わした約束です。

会社の経営が悪化するといった
特別な事情がある場合は別ですが、

そうでない限り、
一度決めた約束は必ず守らなければならない
と肝に銘じてください。

あなたとスタッフが、
これからも長期的に
良い関係を築いていくためにも、

見返りを与えると決めた際には、
今日お話したポイントを
必ず守って実行してほしいと思います。

見返りがうまく機能すれば、
部下のモチベーションにつながり、
組織の成長スピードも加速するでしょう。

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