池本克之です。
思ったことが言えない空気があります。
思ったことが言えないと
自分の中にイライラや不満がたまり、
それがいつの日か爆発することがあります。
または、爆発はしなくても
ストレスを抱えることによって
辞めるという選択をする方もいます。
それ以外にも
会社や上司のことを
「諦めている…」という方も
いらっしゃるかもしれません。
(このような状態ですと
その方のモチベーションは一切上がらず
きっと、いずれ辞めていくでしょう…)
思ったことを言えない空気は多くの場合
上の立場の人が作っていることがあります。
例えば
いつも険しい顔で仕事をしていたり
何か話しかけてもいつもイライラしていたり
何かを思い切って相談したのに
受け入れてもらえなかったことが
ある、などです。
このようなことがあると
話しかけづらくなり
言いたいことがあっても
言いにくくなってしまいます。
話しかけると怒られそうで
とばっちりを受けるのは
誰でも避けたいと考えるでしょう。
さらに
この人なら大丈夫だと思って
相談してみたものの
こちらの考えを受け入れてもらえなかった場合
「もう、この人には
一切相談しないようにしよう」
と思ってしまうこともあります。
職場に言えない空気が漂っていると
人間関係まで悪くなります。
なぜなら、本音を言えないからです。
本音を言えない状態で
何か不満があっても
そのまま仕事をしたり
言いたいことがあっても言えずに
ストレスをためるようになるからです。
こうなると
表向きは明るい表情で振る舞っていて
周りとうまくやっているように
見えていたとしても、
実際にはそうではありませんので
知らないところでお互いの間に
大きな溝ができてしまいます。
(これは本当に恐ろしいことです…)
そして、大切な方が突然
「辞めます」と申し出たり
組織がスムーズに動かなくなる
場合もあります。
この文章を読んで
「言いたいことがあれば
言えばいいのではないのか」
と思われる方も
いるかもしれませんが、
全員がそうできるわけではありません。
それに
言えない空気を作っているのは
私たちのような上の立場の人間である
可能性もあります。
最近、部下の態度が違うとか
なんだかおかしいと感じたら
言えない空気を作っていないか
考えてみてください。
気付いたときには遅かったと
ならないように、
部下のちょっとした変化に
気付いてあげることが
お互いの人間関係を構築する上でも
大切だと感じております。
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