池本克之です。
仕事をしていると、
さまざまな悩みや問題に
ぶつかることがあります。
そのようなときに、
社内に相談できる方がいれば
どれほど心強いことでしょう。
前を向いて進むきっかけにも
なるかもしれません。
しかし、普段から
相談できるような環境ではなかったり、
話を聞いてくれそうな方がいない場合は
精神的に厳しくなってしまいます。
一人で抱え込んでしまい、
仕事にまで影響する
可能性もあります。
これでは、ご本人もつらいですし、
周りの方々も
出したい成果を出しにくくなって
しまいます。
では、このようにならないためには
どうしたらよいでしょうか。
それには、
相談できる環境をつくる
ということが大切です。
相談できる環境とは
どういうことかと言うと、
例えば部下が
「少しご相談したいことがあるのですが、
よろしいでしょうか」
と声をかけた際に、
「ああ、後で」
「今は忙しいから今度でもいいかな」
などと後回しにするのではなく、
「今は少し忙しいけど、
〇〇の時間なら大丈夫です」
というように、
部下とお話しする時間を
しっかり確保して差しあげることです。
そうすることで、
部下も自分の話を流されたわけでは
ないと感じ、安心いたします。
「自分のために時間を取ってくれている」
「自分の話を真剣に聞いてくれようとしている」
という印象を持ち、
うれしく思うことでしょう。
また、
「真剣に自分のことを考えてくれている」
とも感じられるため、
部下との信頼関係は一気に強まります。
そして、何か悩みや不具合があれば
すぐに相談してくれるようにもなるでしょう。
これは、とても良いことです。
問題が大きくなる前に
解決できるかもしれませんし、
部下のちょっとした変化にも
すぐに気付けるようになるからです。
しかし、その反対に、
「また後で」
「今は忙しいから今度ね」
といった言葉で
そのままにしてしまいますと
部下との信頼関係は少しずつ
崩れていきます。
「この人は自分のことを
考えてくれていない」
「あの方には何を言ってもむだだな」
と思われてしまうためです。
そうなりますと、
部下に望むような行動を
取ってほしいと思っていても
実現するのは難しくなるでしょう。
どのような方でも
仕事をしていれば
悩みや不具合を感じることはあります。
その際、
すぐに気付けるように、
部下が
「話したいことがある」
「相談したいことがある」
と言ってきた時には
時間を確保して
お話しを伺うようにすることが大切です。
これが
部下との信頼関係を強固にすると同時に、
普段の仕事をよりスムーズに
進めることにもつながります。
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