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2019年2020/03/06

部下に耳の痛い話をする時のポイント

池本克之です。



上司の中には、

「部下にフィードバックをするのが
苦手だ…」

という人も存在する。


特にネガティブなことを伝えるのは
苦手だと感じている人が多いのではないか。


そこには、

“部下に嫌われたくない”

という気持ちが
あるからかもしれない。


しかし、フィードバックをすることは
部下を成長させるより良い方法の1つだ。


そこで今日は、
ネガティブなフィードバックをする時の
ちょっとしたポイントをお伝えしたい。


・・・・・・・・・・・


部下にフィードバックをする機会
というのは色々あるだろう。


例えば、
部下との1対1の面談の場だ。


この時、部下の話を
聞きっぱなしにしていてはいけない。


助言なり、叱咤激励なり、
疑問に対する答えなり、

何らかのメッセージを
伝えることが大切になる。


これが、フィードバックだ。


もし、相手に対して
耳の痛い話をしなければいけない場合。


まずした方がいいのは、

最初に良いところや
評価している点を褒める。

ということだ。


これをすると、
部下の心が柔らかくなる。


それによって、
上司の話に耳を傾ける姿勢が
整うようになるのだ。


その上で、少々
耳の痛い話をするといいだろう。


・・・・・・・・・・・


部下に耳の痛い話をする際の
導入として、使える言葉がある。


それが、


「正直に言うと」
「率直なところ」


などのフレーズを入れる
ということだ。


もっと丁寧に、

「あまり細かいことは言いたくないけど
君には成長してほしいから正直に言うね」

などと言ってもOKだ。


こう言われると、部下は

上司は自分のことを
考えてくれている

ということが理解できる。


大事なのは、
部下がおもしろくないと思うことを
伝えたりダメ出しをする時に、

それを受け入れやすくするために
導入を打つということだ。


これをすることで、
言いたいことがより伝わりやすくなる。


部下も聞く姿勢ができるので、

「よく考えたら、
上司の言う通りかもしれない」

と、上司の考えを受け入れやすくなる。


・・・・・・・・・・・


フィードバックは、
部下を成長させるより良い方法の1つだ。


フィードバックの中でも
ネガティブなフィードバックは
苦手だと感じている人がいるかもしれない。


しかし、良くないところは
できるだけ早い段階で
指摘してあげないと、

部下の成長を阻害することになる。


結果として、
会社の成長も遅くなる。



フィードバックの目的は、
「今より良くすること」で、

部下のダメなところを
自覚させることではない。


部下が今後、成長していくために、

どんなに耳の痛い話でも
率直に伝えてあげてほしい。




PS
部下が成長するためのヒントは
ここにもある。

https://myasp.pajaposs.com/l/m/JAxMCB9LbvvDUB

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