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2019年2019/09/06

部下のやる気を引き出す方法

やる気


池本克之です。


どうして、
社内にはモチベーションが高い人と
低い人がいるのだろうか?


どうして、
同じような仕事をしていても、
モチベーションが高い人と
そうではない人に
分かれてしまうのだろう…?


もしかしたら、
あなたも社員のモチベーションで
悩んだ経験があるかもしれない。


私自身はというと、
モチベーションに対して
こんな考え方を持っている。


それは、
モチベーションというのは
自分でコントロールするものだ、
という考え方だ。


他人の言動や行動によって
上がったり下がったりしていれば、
それは自分の人生を
生きていないようである。


とはいえ、
このような考え方の人ばかりではないし
むしろ、このような考え方の人の方が
少ないだろう。


また、社長ならまだしも、
社員でモチベーションを上手に
コントロールできるという人は
そうそういないのかもしれない。


最近では、


「今朝、家を出たら
向こうから車が走ってきて
泥水をかけられた。


だから今日は一日やる気が
起きない。


気分がイライラして
しょうがない」


というようなことを
平気で言う部下が出てくるようになった。


他にも、
「今日やる気ないんで休みます」
と平然と言う部下までいる。


気分にムラがあるというか、
公私混同というか、


「ビジネスパーソンとして失格」
と言われてもしょうがないだろう。


・・・・・・・・・・・・


「やる気」は「プロ意識」を
意味する。


会社員はみんな、
ビジネスのプロなので、
プライベートで悩みがあろうと、
気分が悪くなる出来事があろうと、
やる気をなくしてはいけない。


つまり、やる気というのは本来、
上司が引き出してあげるものではなく、
自分でコントロールするべきもの。


常にやる気をもって
仕事に取り組めるよう、
体調も精神状態も
万全に整えているのがプロなのだ。


とはいっても、上司の中には
「どうにかして部下のやる気を
引き出せないか?」
と思っている人もいるかもしれない。


部下のやる気がないと
仕事のスピードも落ちるし、
仕事がしにくくなる。


また、イライラすることだって
増えるだろう。


もちろん、そのような方法が
ないわけでもない。


例えば、
部下のやる気を引き出す方法の1つに
「自由度の高い仕事を任せる」
というやり方がある。


仕事には、
本人の自由裁量でできる仕事と
できない仕事がある。


後者は
「決められた通りにやらなくては
いけない」仕事。


例えば、商品を製造する、
書類を作る、計算するなど、


多くは手順が決まっていて、
誰がしても同じ結果が出る、
いうなれば単純作業だ。


前者は、
「変数が含まれる」仕事。


変数というのは、
裁量があるということ。


例えば、
プレゼンは事前に原稿を作るが、
聴き手の反応を見て、
臨機応変に伝え方を変えていく
必要がある。


他にも、企画を立てたり、
宣伝物を制作したりなど、
クリエイティブな作業も
変数が含まれる仕事といっていいだろう。


これを「やる気」という観点で
考えると、


変数がまったくない仕事は
機械的な作業になるので、
やる気が起きにくい。


その一方、変数のある仕事は
自分でいろんな工夫ができるので、
やる気が起きやすいと言える。


なので、部下のやる気を
引き出すためには、
自由度の高い仕事を任せてみるのが
効果的な方法の1つになるのだ。


・・・・・・・・・・・・


今は、気分にムラがあったり
公私混同しているような部下がいる。


本来であれば、
やる気というのは
上司が引き出すものではないが、


それでも、なんとかして
部下のやる気を引き出したいと
思ったときには、
今日お話した内容をやってみては
どうだろうか。


もしかしたら、
部下のやる気に火をつける
きっかけになるかもしれない。


PS
「部下がなかなか動いてくれない…」
「部下の非効率な仕事の進め方に
イライラする…」


もし、このようなことで
悩んでいるのなら、
ここに解決策があるかもしれない。

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