池本克之です。
いまどきの若い部下が
何を考えているのかわからない…
何を望んでいるのかもわからない…
このように感じている人は
多いのではないでしょうか。
相手の考えや望みがわからないと、
こちらもどう対応したらよいのか
判断が難しくなりますし、
どのように接すればよいのかも
迷ってしまうことがあるでしょう。
また、どのような見返りを与えれば
モチベーションを高く維持しながら
働いてくれるのかも、
判断がつかないかもしれません。
このような状況が続くと、
お互いの関係性が悪くなる
可能性もあります。
関係性が悪くなれば、
仕事が進めにくくなり、
ずっとモヤモヤした気持ちを
抱えたままになってしまうかもしれません。
では、相手が何を考え、
何を望んでいるのかわからないときは
どうすればよいのでしょうか?
やはり、
「直接聞いてみる」ことが大切です。
例えば、
お金が欲しいと言う人もいるでしょうし、
時間が欲しい、
友達が欲しい、
と予想外の答えが返ってくることも
あるかもしれません。
ある会社では、
現金1万円を金一封として渡そうとしたところ、
「現金は生々しくて嫌なので、
受け取りたくない。
ただし、商品券ならOKです。」
という社員が少なくなかったそうです。
このような考えに
違和感を持つ人もいるかもしれませんが、
今の若者はこう考えているのです。
また、他にも
「ボーナスを人前で受け取るのは嫌だ」
という人もいるようです。
このとき、
「なぜ人前で受け取るのが嫌なの?」
と問い詰めても意味はありません。
嫌なものは嫌だからです。
それよりも、
「今の若者はこういう価値観なのだ」
と受け入れて、
相手が望むことや求めていることに
できるだけ応えるように努めることが
大切になります。
もちろん、一人ひとりの要望や要求に
完全に合わせるのは難しいかもしれません。
それでも、一律対応するよりは、
できるだけ個々の要望や要求に応えるほうが、
「この人は自分のことを
ちゃんとわかってくれている」
「理解してくれている」
と感じてもらいやすくなります。
また、相手が求めていることや
好きなもの、興味があることは、
普段の何気ない会話の中で
話していることが多いものです。
普段の会話の中から
相手の好みをリサーチし、
事前に準備しておくのも良い方法です。
これを読んでいる方の中には、
「そこまで気を遣わないといけないのか?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、今の若者をうまく動かすには、
こうした細やかな対応が不可欠なのです。
もし、あなたが
「今の若者が何を考えているのかわからない…」
「何を望んでいるのかわからない…」
と感じているのであれば、
ぜひ直接本人に聞いてみることを
オススメします。
相手のことがわかれば、
こちらができることも見えてきますし、
お互いの関係性もより良くなっていくでしょう。
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