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2025年2025/10/30

部下の褒め方

池本克之です。

ある調査では、
「あなたは部下を褒めますか?」
という問いに、

「(部下を)褒めている」と答えた
課長は78%を上回ったのに対し、

「上司はあなたを褒めますか?」
という問いに、

「(上司は自分を)褒める方だ」と
回答した一般社員は50%に満たない
結果となったそうだ。

これを見てもわかるように、
上司の褒めている感覚と
部下の褒められているという感覚には
大きな差があるようだ。

しかし、褒めるのが苦手な人が
部下を褒めようと思っても、
どのように褒めたらいいのか?
何を褒めたらいいのか?
と、戸惑うかもしれない。

今まで褒めていなかったのに、
いきなり褒めるのは照れくさい、
と感じる人もいるだろう。

だが、いまどきの若い部下のエンジンに
火をつけるには、
何らかのアクションが必要になる。

部下を褒めるのにも、
褒めるコツというのがある。

それは、おおげさに
「すばらしい!」

と褒め称えるのではなく、
さりげなく、

しかし具体的に褒めると
いうのが大切だ。

例えば、
「今の電話の対応はここが良かった」
「資料のここがよくできていた」
など、具体的に褒めるのがいい。

ただ単に、
「資料はよくできていたな」
と言われるよりも、
ここが良かったと言われたほうが
嬉しさが増す。

人間は、褒められれば
次もがんばろうと思える。

ちょっとした言葉が
次への励みになることは多くあるのだ。

それに、自分のしていることが
会社や周りの人の役に立っていると思えれば、
やりがいを感じることにも繋がる。

上司の褒めている感覚と、
部下の褒められているという感覚には
大きな差がある。

この差を少しでもなくせれば、
お互いの信頼関係が良くなり、
今までよりもスムーズに仕事が
進むようになるだろう。

「今まであまり褒めていなかったな…」
「褒めてはいたけど、
具体的には褒めていなかったかも
しれない…」

そう思う人は、

今日話したように、
さりげなく、
しかし具体的に褒めるということを

実行してみてはどうだろうか。

それが、

部下のエンジンに火をつけることになり、
スムーズに仕事をしてもらうことにも
なるのだから。

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